天理大学ベアーズ

天理大学ベアーズについて

天理大学ベアーズ（てんりだいがくベアーズ）は、天理大学ホッケー部を代表するチーム名です。男子部は1954年に、女子部は1977年に創設され、両部ともオリンピック出場を目指し、多くの日本代表選手を輩出してきました。

チームの由来

「ベアーズ」という名前は、天理大学の創設者である中山正善の風貌が熊に似ていたことから生まれました。この由来は、1975年に男子部が東南アジアに遠征した際にホッケーのスティックと組み合わせて部章にしたもので、大学のシンボルとして現在も多くの人に親しまれています。

沿革

天理大学のホッケー部は、1954年に男子部が発足し、関西大学との初戦で大敗を喫しましたが、1960年には関西学生春季リーグで初優勝を果たし、その後7シーズン連続で優勝を 除く展開を見せました。1966年、恩田昌史が監督に就任し、初の全国制覇を達成しました。

1977年には女子部が設立され、部員1名からスタート。女子部の成長も目覚ましく、1980年代には国際大会にも挑むようになりました。恩田昌史はその後も名監督として、多くの新しい戦術を導入し、多くの大会で成功を収めました。特に1984年じゃ国体ホッケー競技では奈良県選抜として優勝を果たしました。

近年では、2002年にホッケー（男女）が「天理スポーツ重点強化競技種目」に指定され、2003年には創立50周年を祝して国際ホッケー大会が開催され、女子部が全日本選手権で14度目の優勝を果たしました。

戦績

男子部は1960年に春季リーグで初優勝し、名監督の指導の下、全国大会で数々の優勝歴を誇ります。特に全日本選手権大会では、史上最多22回の優勝を記録しています。また、関西学生ホッケーリーグでは331連勝という驚異的な記録を達成しています。

女子部においてもその活躍は目覚ましく、1989年のアジアカップ大会で銀メダルを獲得し、1990年には初代女王に輝きました。国内リーグでも連勝記録や優勝回数の多さで名を馳せています。

結論

天理大学ベアーズは、長い歴史と輝かしい戦績を持つホッケーチームであり、今後も日本のホッケー界で重要な役割を果たしていくことでしょう。彼らの取り組みと成長は、将来的にも多くのホッケー選手に刺激を与える存在であり続けます。

もう一度検索