天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕

天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックON銀幕

『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックON銀幕』は、2011年1月22日に公開された日本の特撮映画で、スーパー戦隊VSシリーズの一環として位置づけられています。この作品は、人気を誇る特撮テレビシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」に属しており、特に『天装戦隊ゴセイジャー』と『侍戦隊シンケンジャー』のクロスオーバーを描いています。

概要

本作は、2010年公開の『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』の続編であり、その後も続く「スーパー戦隊祭」の第3弾となる映画です。このシリーズでは、過去の戦隊からもキャラクターがゲスト出演することが特徴で、半ば恒例となっています。一般的に期待される前売り券の販売は行われておらず、特別設定の上映料金が設定されていました。来場者にはデータカードダスが配布されるなど、観客参加型の要素も加わっています。

物語は、直前の『シンケンジャーVSゴーオンジャー』とも関連性があり、さらなる新しい戦隊『海賊戦隊ゴーカイジャー』も先行登場します。この登場は、後のテレビシリーズでも整合性が取られるように工夫されており、物語の中でいくつかのエピソードが絡む形で構成されています。監督は竹本昇が務め、脚本は下山健人が担当しました。彼は『ゴセイジャー』のテレビシリーズにも関わりを持っており、両作品のファンにとって嬉しい内容となっています。

公開2日間で興行収入は1億1,400万円を超え、観客動員約11万人を記録するなど、好評を博しました。観客満足度も非常に高く、様々な評価ランキングで上位に位置しました。

あらすじ

ストーリーは、倒された外道衆の生き残りであるマダコダマの登場から始まります。彼は天装術を無効化する力を持ち、主人公アラタは苦しむことになります。そこに、シンケンジャーのリーダーである丈瑠が援助に駆けつけます。シンケンジャーの他のメンバーも集結し、再び外道衆と戦う準備を整えますが、丈瑠が敵に連れ去られたことで窮地に立たされます。

シンケンジャーとゴセイジャーの連携が試され、お互いの不和が物語の重要な要素として浮かび上がります。その中でも、外道シンケンレッドという新たな敵が立ちはだかり、彼を相手に二つの戦隊は協力しなければならなくなります。敵の闇に立ち向かう彼らの姿には、仲間の絆や成長が見え隠れし、観客を引き込む要素が多く詰まっています。

登場人物

本作にはオリジナルのキャラクターも登場し、その中でも外道シンケンレッドは非常に強力な存在として描かれています。ブレドランも新たな形態で登場し、両戦隊にとっての脅威となります。また、マダコダマや強化されたナナシたちも敵として立ちはだかります。これに対抗するため、ゴセイジャーとシンケンジャーは合体技を駆使し、迫力満点の戦闘を展開します。

音楽と映像

音楽は三宅一徳と高木洋が担当し、主題歌には『ガッチャ☆銀幕 〜ゴセイジャーVSシンケンジャー〜』が起用され、その映像には過去の戦隊の回想シーンが盛り込まれています。

まとめ

『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックON銀幕』は、シリーズファンにとって待望の作品であり、歴代ヒーローの共演が果たされたことも大きな特徴です。ストーリー展開、キャラクターの魅力、アクションシーンの迫力など、非常に多くの要素が融合された作品として、多くのファンに愛されている一作です。

もう一度検索