太老神社

太老神社

太老神社（たろうじんじゃ）は、岡山県浅口市金光町上竹に位置する神社です。かつては無格社として地域に根ざしていました。

由緒

神社の創建は江戸時代初期の慶長6年（1601年）9月15日と伝えられています。創建から5年後の慶長11年（1606年）に現在の場所へ遷座されました。しかし、由緒に関する詳細な記録は、幕末・文久年間の火災で焼失してしまったため、詳しい経緯は分かっていません。

祭神は、主神として天鈿女命（アメノウズメノミコト）をお祀りし、相殿神として岐神（クナドノカミ）が祀られています。

その他

太老神社は、人気アニメ「天地無用!」シリーズに登場する柾木神社のモデルとなった神社として知られています。原作者の梶島正樹氏が岡山県出身であることから、この神社が選ばれたと言われています。

2004年9月には、神社の賽銭箱が盗難に遭うという事件が発生しました。その際、「天地無用!」の公式サイトを通じて太老神社への支援募金が呼びかけられ、多くのファンからの支援により、新しい賽銭箱や魔除けの鈴などが寄進されました。このエピソードからも、太老神社が地域住民だけでなく、アニメファンからも大切にされていることが伺えます。

交通アクセス

鉄道：JR山陽本線 金光駅から北へ約2km
バス：浅口市営バス 浅口ふれあい号 金光北線「阿坂」停留所下車すぐ

外部リンク

* 太老神社（岡山県神社庁）)

太老神社は、歴史とアニメ文化が融合した、魅力的な神社です。ぜひ一度、足を運んでみてください。

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