奇々怪界-KIKIKAIKAI-

ゆず、デビュー25周年イヤー第1弾シングル「奇々怪界-KIKIKAIKAI-」

2021年11月10日、セーニャ・アンド・カンパニーよりゆずの配信限定シングル「奇々怪界-KIKIKAIKAI-」がリリースされました。前作「NATSUMONOGATARI」から約5ヶ月ぶり、デビュー25周年イヤーの幕開けを飾る記念すべき作品です。

本楽曲の大きな特徴は、作詞を岩沢厚治が単独で担当している点です。岩沢厚治単独作詞のシングルは、2015年配信の「ポケット」以来、実に6年ぶりとなります。この作詞に加え、作曲には岩沢厚治に加え、Reolの作品への参加やソロでの活動でも知られるGiga、そしてゆずの楽曲「恋、弾けました。」や「マスカット」のアレンジも手掛けたTeddyLoidが参加。豪華なクリエイター陣の共演により、他に類を見ないハイブリッドな楽曲が完成しました。

サウンド面では、デジタルサウンドと岩沢厚治独特の世界観が見事に融合しています。GigaとTeddyLoidが織りなす洗練されたデジタルサウンドが、岩沢厚治の個性的で奥深い詞の世界を彩り、聴く者の心を掴んで離しません。従来のゆずの楽曲とは一線を画す、斬新で実験的な試みでありながら、ゆずらしさもしっかりと残された、まさに「奇々怪界」と呼ぶにふさわしい、唯一無二の作品に仕上がっています。

さらに、「奇々怪界-KIKIKAIKAI-」はリリース前から大きな話題を集めていました。2021年10月25日に開催されたデビュー25周年突入記念ライブ『YUZU TOUR 2021 謳おう×FUTARI in 日本武道館』の終演間際、会場のビジョンモニターに数秒間のティザー動画が予告なく放映されました。このサプライズ演出は、ファンの間で大きな話題となり、リリースへの期待感を高める一因となりました。

楽曲は「奇々怪界-KIKIKAIKAI-」とインストゥルメンタルバージョンの2曲で構成されています。どちらも作詞を岩沢厚治、作曲を岩沢厚治、Giga、TeddyLoidが共同で行っています。インストゥルメンタルバージョンでは、楽曲のベースとなっているデジタルサウンドをより深く味わうことができます。

「奇々怪界-KIKIKAIKAI-」は、ゆずの新たな魅力と可能性を示す、記念碑的な作品と言えるでしょう。デジタルサウンドと岩沢ワールドの融合、サプライズ演出による話題性、そして豪華クリエイター陣の参加と、様々な要素が絡み合い、唯一無二の楽曲が誕生しました。ゆずの音楽史に新たな1ページを刻んだ、まさに「奇々怪界」と呼ぶにふさわしい、聴き応えのある作品です。

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