奈良県立桜井高等学校

奈良県立桜井高等学校

奈良県桜井市に位置する奈良県立桜井高等学校は、1904年（明治37年）に創立された歴史と伝統のある県立高等学校です。通称は「桜高（さくらこう）」。

教育理念

桜井高校は、「自由に、その個性に応じて時代感覚をもった学殖豊かな世界人の育成」をスクールミッションとして掲げています。生徒一人ひとりが自分らしく豊かに生きるために、「勇気」と「愛」を育み、社会に貢献できる人材育成を目指しています。

アドミッション・ポリシー

桜井高校は、学校の使命と教育方針を理解し、その達成に向けて意欲的な生徒を求めています。特に書芸コースでは、日本の伝統文化である「書」に深い関心を持ち、積極的に学びたいという熱意のある生徒を歓迎します。

カリキュラム・ポリシー

全コース共通で、自己管理能力、基礎学力、情報活用能力、心身の健康、コミュニケーション能力、多様性の尊重、社会貢献の態度、得意分野の探求、批判的思考力、将来の自己実現を支援するプログラムが用意されています。

英語コース: 英語の運用能力、相互理解力、グローバルな思考力を育成するプログラムが充実しています。
書芸コース: 書の知識・技能と芸術性を高めるプログラムが特徴です。

グラデュエーション・ポリシー

卒業までに、主体的な学習態度、課題発見・提案力、コミュニケーション能力・リーダーシップ、他者協働力・他者受容力を育成します。

校訓

校訓は「普く」「絶えず」「正しく」です。これは、桜井高等女学校第2代校長である野村伝四氏の教育方針であり、「総てに対して、常に正しいと信じることに最善を尽くす」という意味が込められています。

沿革

1904年 - 奈良県立桜井高等女学校として創立
1948年 - 学制改革により奈良県立桜井高等学校（女子校）となる
1948年 - 総合制高校となり男女共学を開始
1973年 - 再び男女共学となる
2014年 - 創立110周年を迎える

学科

全日制課程
普通科
書芸コース
英語コース（2024年度より生徒募集停止）
一般コース

一般コースでは、2年次から理型、文型（文I・文II）、英語型（2024年度入学生以降）に分かれます。

学校行事

文化祭は「桜華祭」と呼ばれ、毎年9月上旬に開催されます。

高校関係者と組織

奈良県立桜井高等学校学校運営協議会
奈良県立桜井高等学校同窓会
奈良県立桜井高等学校育友会
奈良県高等学校PTA協議会

アクセス

近鉄大阪線／JR万葉まほろば線「桜井駅」より北東へ約700m（徒歩約9分）

著名な出身者

山村龍和 - 書家
田津原理音 - お笑い芸人

高大連携

書芸コース - 筑波大学、奈良教育大学、大阪教育大学、高野山大学

奈良県立桜井高等学校は、伝統を重んじながらも、変化する社会に対応できる人材育成を目指し、地域社会との連携を深めながら、未来に向かって発展を続けています。

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