奥山光広

奥山光広のプロフィール



奥山光広(おくやまみつひろ)は、1966年7月10日千葉県習志野市で生まれた陸上競技の選手であり、主に中距離走を専門としていた。彼は習志野高校を卒業後、専修大学に進学し、その後のキャリアにおいて多くのタイトルを手にした。

高校時代と大学時代の活躍



高校時代、奥山は習志野高校の陸上競技部に所属し、全国高等学校駅伝競走大会では1区を走る機会を得て、チームは9位でゴールした。その後、専修大学に進学し、大学2年次には箱根駅伝に参加し1区で8位。3年次には同じ区間を担当し、チームを3位に導く素晴らしい走りを見せた。

大学最終年の1988年には、日本インカレ男子1500mで優勝を果たし、その時の記録3分43秒74は現在でも専修大学陸上競技部の部内記録として残っている。また、5000mでも14分25秒99の記録で実業団・学生対抗陸上競技大会での優勝を飾っている。もちろん、彼の上を行く先輩には森田修一が名を連ねている。

現役引退までの歩み



大学卒業後、奥山はヤクルトに入社し、陸上競技部で競技を続けることとなった。彼は大八木弘明コーチの指導のもとで成績をあげ続け、アジア選手権や日本選手権、全日本実業団駅伝などで成果を残した。特に印象深いのは、全日本実業団陸上大会で1500mにおいて実現した6連覇である。この卓越した成績により、彼は陸上競技の代表的選手の一人と見なされるようになった。また、1991年には世界陸上東京大会にも出場し、国際舞台でもその実力を証明した。

引退後のキャリア



現役を引退した後、奥山はヤクルトにて指導者として新たな道を歩むこととなった。現在はチーフアドバイザーとして、後進の育成に尽力している。彼の経験や知識は、若い選手たちにとって貴重な財産となっている。

まとめ



奥山光広はその競技生活を通じて、多大なる功績を残し、陸上競技界における重要な存在となった。高校から大学へ、そしてプロへとキャリアを重ねる中で培った実績と経験は、彼の指導活動にも色濃く反映されている。今もなお、彼は選手たちの成長を見守り、次世代の陸上選手を育成するために尽力している。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。