奥川雅也

奥川 雅也 (おくがわ まさや)

1996年4月14日生まれのサッカー選手で、滋賀県甲賀市出身の奥川雅也は現在、ドイツのハンブルガーSVでプレーしている。主にフォワードやミッドフィールダーとして活動し、ピッチ上での独特なプレースタイルで注目を浴びている。

来歴

京都サンガ

奥川は京都サンガF.C.のアカデミー出身であり、2014年4月に2種登録選手としてトップチームに名を連ね、同年9月に2015年からのトップチーム昇格が発表された。2015年6月6日、大分トリニータとの一戦でJ2リーグ初ゴールを記録し、順調なスタートを切った。

ザルツブルクへの移籍

2015年6月、オーストリアのレッドブル・ザルツブルクへ完全移籍が決定。彼はその後、ザルツブルクのセカンドチーム、FCリーフェリングに期限付きで移籍し、初得点を挙げるなど活躍を見せた。

SVマッテルスブルク

2017年6月には再びオーストリア・ブンデスリーガのSVマッテルスブルクに期限付き移籍し、8月には初出場を飾り、その数か月後には初得点をマークした。

ドイツでの挑戦

2018年8月にはドイツのホルシュタイン・キールに移籍し、初得点を決めてチームに貢献。2019年5月、ザルツブルクに復帰し、2020年にはUEFAチャンピオンズリーグで初得点を記録した。

アルミニア・ビーレフェルト

2021年1月、ビーレフェルトにローン移籍し、その後完全移籍となる。2022年には4試合連続ゴールを決めるなど印象的な活躍を見せるが、シーズン終了時にはチームが降格してしまった。

FCアウクスブルクとハンブルガーSV

2023年7月にFCアウクスブルクに完全移籍するが、怪我に悩まされて出場機会が限られていた。2024年1月にはハンブルガーSVにレンタル移籍となり、歴史的に日本人選手として4人目の加入となった。

代表歴

2020年11月、森保一監督によるA代表初招集を受けるも所属クラブで新型コロナウイルスの影響を受け、招集は辞退せざるを得なかった。

プレースタイル

奥川のプレースタイルは、ドリブルと正確なプレースキックに特徴があり、独特の技術を持つ選手として評価されている。その巧妙なプレーは、しばしば「古都のネイマール」と称されるほどである。

所属クラブ

• - ユース経歴

- 綾野サッカースポーツ少年団
- 京都サンガF.C.U-15
- 京都サンガF.C.U-18 (立命館宇治高校)

• - プロ経歴

- 2015年1月 - 同年6月: 京都サンガF.C.
- 2015年: Jリーグ・アンダー22選抜
- 2015年6月 - 2021年6月: レッドブル・ザルツブルク
- 2015年6月 - 2017年6月: FCリーフェリング (期限付き移籍)
- 2017年6月 - 2018年6月: SVマッテルスブルク (期限付き移籍)
- 2018年8月 - 2019年5月: ホルシュタイン・キール（期限付き移籍）
- 2021年1月 - 同年6月: アルミニア・ビーレフェルト (期限付き移籍)
- 2021年7月 - 2023年7月: アルミニア・ビーレフェルト
- 2023年7月 - 現在: FCアウクスブルク
- 2024年1月 - 現在: ハンブルガーSV (期限付き移籍)

タイトル

• - レッドブル・ザルツブルク

- オーストリア・ブンデスリーガ1部: 1回 (2020)
- オーストリア・カップ: 1回 (2020)

これからも彼の活躍に期待が寄せられる。

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