奥村奈津美

奥村 奈津美

奥村奈津美（おくむら なつみ）は、1982年5月21日生まれの日本のフリーアナウンサーであり、防災士としても知られています。彼女はノースプロダクションに所属し、多岐にわたるメディアで活躍しています。

経歴

東京都で生まれ育った奈津美は、立教大学の社会学部に在学中、ミスコンテスト「ミス新浦安祭」での受賞経験を持ちます。このチャンスを活かし、2005年10月に広島ホームテレビに契約アナウンサーとして入社。バラエティ番組や通販コーナーなどでの活動を通じて、テレビ界での知名度を高めていきました。

広島ホームテレビを2008年に退社した後、彼女は仙台へ移り、東日本放送に報道部アナウンサーとして新たに挑戦しました。しかし、ここでも有期契約であったため、2011年3月に退社し、再び広島に戻ることになりました。その後、2011年4月から2013年3月までNHK広島放送局の契約キャスターとして活動しました。

2013年4月からはオーケープロダクションに所属し、幅広い番組に出演します。「はなまるマーケット」や「NHKジャーナル」などでの経験を経て、2017年4月にはノースプロダクションへ移籍し、2018年12月まで『ニュースウオッチ9』のニュースリーダーを務めました。

2017年には入籍を発表し、2019年には公式ホームページで妊娠を報告、3月には出産を果たしました。彼女は調理師免許を取得しており、産後は「防災アナウンサー」としての活動を開始します。防災士や福祉防災認定コーチなど防災に関する資格を持ち、東京都防災コーディネーターとしても活躍しています。

防災活動

2020年4月には環境省の森里川海プロジェクトのアンバサダーに就任し、さらに防災に関するオンライン訓練を主催。2年間で60回以上の訓練を行い、地域の防災力向上に貢献しています。また、2021年3月には自身の著書「子どもの命と未来を守る! 「防災」新常識 パパ、ママができる!!水害・地震への備え」を出版し、Amazonの売れ筋ランキングで2位を獲得しました。

媒体出演

奈津美は多くの番組に出演しており、過去にはテレビ朝日や広島ホームテレビ、東日本放送、そしてNHKといった多様なメディアで活動しています。大学生の頃からスタートしたキャリアは、テレビはもちろんラジオでも活かされています。

フリーアナウンサーとしてはなまるマーケットへの出演や、NHKジャーナルのサブキャスターとしての経験があり、『ニュースウオッチ9』ではナレーターとしての役割を担いました。不定期での防災に関するトークをTBSラジオで行うなど、様々な形で情報を発信してきました。

まとめ

奥村奈津美は、アナウンサーとしてのキャリアを踏まえつつ、防災の啓発に注力するという新たな道を切り拓いています。彼女の経験と思いが詰まった活動は、多くの人々に影響を与え、安心・安全な社会づくりに寄与しています。

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