姉小路直子と銀色の死神とは？意味をやさしく解説

姉小路直子と銀色の死神

『姉小路直子と銀色の死神』は、みなとカーニバルが2015年3月27日に発売したアダルトゲームです。みなとカーニバルの第3作にあたり、主人公よりも年上のヒロインが多い点が特徴です。

作品概要

本作のメインヒロインは、姉小路直子とキルスティ・ユリアンティラの2人ですが、サブヒロインにもHシーンが用意されています。シナリオは全12話で構成されており、まるでテレビアニメを見ているかのような感覚で物語を楽しめます。また、本作は、みなとカーニバルの前作である『辻堂さんの純愛ロード』、みなとそふとの『真剣で私に恋しなさい!』と同じ世界観を共有しています。

あらすじ

物語の舞台は2015年の神奈川県西湘地域。中心都市である小和田市（小田原市がモデル）を舞台に、小和田学園に通う姉小路新九郎の日常が描かれます。新九郎は中性的な容姿のため、年上の女性によくモテます。彼はある出来事をきっかけに男らしくなろうとしますが、かえって可愛いと思われ、からかわれる始末。一方、新九郎の姉である直子は、弟を甘やかさないように心がけていますが、結局は心配で世話を焼いてしまいます。そんなある日、「銀色の死神」の異名を持つフィンランドからの留学生、キルスティ・ユリアンティラが小和田学園に編入してきます。彼女は新九郎に一目惚れし、新九郎の日常はさらに騒がしくなっていくのでした。

登場人物

主要人物

姉小路新九郎（あねこうじしんくろう）

本作の主人公。小和田学園の1年生。中性的な容姿で年上の女性にモテる。立派な男になるため一人称を「俺」に変え鍛錬した結果、並みの不良以上の力を持つが、それでも年上からは可愛いとからかわれる。幼少期のストレスで心の病を患った後遺症で、脳に異常が起きると凄まじい力を発揮するが、その後は眠ってしまう。
姉小路直子（あねこうじなおこ）

声 - 久慈茜

本作のメインヒロインの一人。新九郎の義姉で、小和田学園の2年生。人気ローカルアイドルグループ「テスモポリス」のメンバー。「弟を甘やかさない」と言いつつも、心配で世話を焼いてしまう。
キルスティ・ユリアンティラ

声 - 多々野はな

本作のメインヒロインの一人。フィンランドからの留学生で、小和田学園に編入してくる。ヘルシンキ出身。学園で直子と親しくなるが、その弟である新九郎に一目惚れする。母国では国防軍の大尉を務めており、「銀色の死神」と呼ばれるほどの実績を持つ。

サブキャラクター

富永ひつじ（とみながひつじ）

声 - 苺山文太郎

直子の親友で、「テスモポリス」の一員。明るい性格で人気がある。攻撃的な一面もあり、弟の弐助をこき使っている。ノートには夢や復讐の対象が書かれている。
椿礼（つばきぺこ）

声 - 桃山いおん

直子の親友で、ひつじとは幼馴染。「テスモポリス」の一人。いじめられていたところをひつじに助けられて以来、彼女を慕っている。新九郎を理想の弟として甘やかす。
タマラ・ユリアンティラ

声 - 海原エレナ

キルスティの母である元軍人。普段は穏やかだが、時々軍人時代の血が騒ぐ。
マイ・パンツ

声 - 神谷たたみ

キルスティの副官。キルスティを崇拝し付き従っている。他の生徒を見下す傾向があるため、クラスに馴染めずにいる。
常盤成葉（ときわなるは）

声 - 小鳥居夕花

小和田学園の生徒会長。新九郎を生徒会の助っ人として借りているが、からかう。
ミハル師匠

声 - 柚木かなめ

自分探しの旅をしている放浪者。新九郎を導き鍛錬メニューを組んだ恩人。
富永弐助（とみながにすけ）

声 - 土門熱

ひつじの弟で、新九郎の親友。姉にいびられている。ネット詐欺に遭いやすい。
不破光（ふわひかる）

声 - 氷河流

新九郎の同級生で、学園の不良を制圧した経歴を持つ。
大道寺富士（だいどうじふじ）

声 - 甘井林檎

新九郎のクラスの担任。
笠原湖々（かさはらここ）

声 - 五行なずな

新九郎の同級生。テスモポリスのファン。
劔持菜種（けんもちなたね）

声 - 遥そら

新九郎のクラスの委員長。成葉に憧れている。
鬼塚さん（おにづか）

声 - AIRI

小和田学園の2年生。料理が得意。テスモポリスの隠れファン。
常盤お雪（ときわおゆき）

声 - 北都南

成葉の姉で、学園の保健医。
古怒田しぶき（こぬたしぶき）

声 - 籐野らん

カマボコプロの関係者で、テスモポリスのマネージャー。
カマボコマン

声 - ほうでん亭センマイ

小和田を拠点とするローカルヒーロー。

備考

本作のポスターが、コミックマーケット87の献血応援イベントで配布された5枚組ポスターに含まれた。

外部リンク

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