委員会活動

委員会活動とは

委員会活動とは、小・中・高等学校において、児童・生徒が学校生活をより良くするために、自ら責任をもって参加・活動する組織です。生徒たちは委員会に所属し、それぞれの役割を担います。PTAも学校生活を支援するために委員会活動を行っています。

概要

委員会活動の内容は学校によって様々ですが、代表的なものとしては、生活（風紀）、図書、環境、放送、保健、給食、スポーツ、広報、健康などがあります。各学校の実態に応じて、設置される委員会や活動内容は異なります。小学校では、児童会役員を廃止し、その活動を継承した「運営委員会」を設置するケースが増えています。

委員会活動は、学習指導要領において、特別活動の中の児童会活動・生徒会活動として位置づけられています。

選出方法

委員の選出人数は学校や委員会によって異なります。小学校では、原則として5・6年生全員が参加し、各委員会に割り振られます。参加学年の児童数をもとに各委員会の定数を割り出し、各学級に定員を割り振った上で希望者を募ります。中学校・高校では、各学級から数名の委員を選出するのが一般的で、全員参加ではありません。学級委員の選出と同様に、立候補や推薦などを経て、選挙や全会一致で選出することが多いです。規模が小さい学校では、全生徒がいずれかの委員会に所属することもあります。

希望者のみの自由参加で委員を確保する学校もありますが、人員が不足したり、委員会の人数に偏りが生じるなどの問題があります。

男女比率

男女共学で男女比率が同じくらいの学級では、男女比率が半々になるように選ばれることが多いです。委員会の活動内容によっては、男女両方が揃うようにすることもあります（保健委員会など）。

任期

小学校では、原則的に通年の活動です。一方、中学校・高校では、前期（4月～9月）・後期（10月～3月）ごとを任期としている学校が多いです。一般に、学級委員の任期と同様にしています。各学期ごとを任期としたり、学年（4月～翌年3月）を任期とする学校もあります。

関連情報

• - 児童会
• - 生徒会
• - 学級委員
• - 委員会

参考資料

• - 文部科学省. 小学校学習指導要領 第4章 特別活動. (2010年10月8日時点のオリジナルよりアーカイブ)
• - 文部科学省. 中学校学習指導要領 第4章 特別活動. (2011年5月20日時点のオリジナルよりアーカイブ)
• - 文部科学省. 高等学校学習指導要領 第4章 特別活動. (2010年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ)

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