兵庫県姫路市飾東町豊国に位置する
姫路市立城山
中学校は、地域の
公立中学校です。戦後の教育制度改革という歴史的な背景のもと、地域の
中学校統合を経て開校しました。
沿革
本校の始まりは、終戦後の
1947年(
昭和22年)に飾磨郡の谷外村と谷内村にそれぞれ設立された二つの
中学校に遡ります。当時の大きな課題は、新たな
学校のための敷地確保と校舎建設でした。このため、両村を含む周辺の小さな自治体が協力して組合立の
中学校を設立する案が検討されました。御国野村や花田村などとの共同設立も模索されましたが、校地問題などで合意に至らず、最終的に谷外村と谷内村がそれぞれの既存
中学校を閉鎖し、両村による
学校組合立城山
中学校として
1948年(
昭和23年)
4月1日に新たなスタートを切りました。
その後、自治体の変遷に伴い名称も変わります。
1954年(
昭和29年)
8月1日に谷外村と谷内村が合併して飾東村が誕生したことで、飾東村立城山
中学校となりました。さらに、
1958年(
昭和33年)
1月1日に飾東村が
姫路市に編入されたことにより、現在の
姫路市立城山
中学校に改称されました。
1960年(
昭和35年)
5月30日には
校歌が制定されています。
部活動
学校生活を彩る部活動も盛んに行われています。生徒たちはそれぞれの興味や関心に応じて様々な活動に取り組んでいます。
運動部
野球部
陸上競技部
男子バスケットボール部
女子バレーボール部
女子ソフトテニス部
文化部
ギターマンドリン部
茶道部
筝曲部
通学区域
本校の通学区域は、主に
姫路市立谷外小
学校と
姫路市立谷内小
学校の卒業生が進学するエリアとなっています。これらの小
学校からの生徒が集まり、共に学んでいます。
著名な出身者
城山
中学校からは、様々な分野で活躍する著名人も輩出されています。
清元秀泰(
姫路市長、
東北大学教授)
藤原虹気(元プロ野球選手 - 元
埼玉西武ライオンズ)
*
松浦亜弥(歌手) - 藤原虹気氏と同級生
通学区域が隣接している学校
周辺地域には複数の
学校があり、本校の通学区域は
姫路市立豊富小
中学校、増位
中学校、花田
中学校、東
中学校のほか、加古川市立志方
中学校や加西市立善防
中学校など、他市の
学校とも隣接しています。