学校法人松山東雲学園

学校法人松山東雲学園

学校法人松山東雲学園は、愛媛県松山市桑原3丁目に本部を置く学校法人です。1886年に松山女学校として創立され、130年以上の歴史を持つ伝統校です。幼稚園から大学までの一貫教育体制を整備しており、地域社会の発展に貢献する人材育成に取り組んでいます。

沿革

1886年: 松山第一基督教会牧師の二宮邦次郎により、松山女学校が創立されました。これが松山東雲学園の始まりです。
1906年: 米国伝道教会に経営が移管され、コーネリア・ジャジソンが第2代校長に就任しました。国際的な連携が始まりました。
1932年: 松山東雲高等女学校に改称されました。女子教育の専門性を高めました。
1935年: 財団法人松山東雲高等女学校が組織されました。
1947年: 新制中学校が設置されました。戦後の学制改革に対応しました。
1949年: 新制高等学校が設置されました。中等教育の拡充を図りました。
1952年: 松山東雲カレッジ（専攻科）が設置されました。高等教育のニーズに応えました。
1956年: 学校法人松山東雲学園となりました。法人としての組織が整備されました。
1957年: 松山東雲栄養学院が設立されました。専門分野の教育が始まりました。
1964年: 栄養学院を改組し、松山東雲短期大学が開学しました。短期大学教育がスタートしました。
1964年: 松山東雲短期大学に附属幼稚園が設置されました。幼児教育部門が加わりました。
1986年: 創立100周年を迎えました。学園の歴史を記念する大きな節目となりました。
1992年: 松山東雲女子大学が開学しました。大学教育がスタートしました。
2017年: 松山東雲短期大学附属幼稚園が松山東雲学園附属幼稚園に改称されました。

設置教育機関

松山東雲女子大学: 4年制大学として、幅広い分野の学部学科を設置しています。
松山東雲短期大学: 短期大学として、専門的な知識・スキルを育成します。
松山東雲中学校・高等学校: 中高一貫教育により、生徒の能力を最大限に引き出します。
松山東雲学園附属幼稚園: 幼児教育を通して、豊かな人間性を育みます。

教育理念

松山東雲学園は、キリスト教精神に基づいた人格教育を重視しています。学生・生徒一人ひとりの個性を尊重し、社会に貢献できる人材の育成を目指しています。

特徴

伝統と革新: 130年以上の歴史を持つ伝統校でありながら、時代の変化に対応した教育改革を積極的に行っています。
国際交流: 海外の教育機関との交流も活発に行い、グローバルな視野を持った人材育成に取り組んでいます。
地域貢献: 地域社会との連携を重視し、地域課題の解決に貢献しています。

脚注

松山東雲学園百年史編纂委員会 『松山東雲学園百年史 通史編』 学校法人松山東雲学園、1994年

関連項目

長屋忠明 - 政治家。草創期の後援者で評議員を務めた。

外部リンク

松山東雲学園

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