学校法人鹿児島純心女子学園

学校法人鹿児島純心女子学園は、鹿児島県鹿児島市に本部を置く、カトリック系の学校法人です。その起源は、戦前の日本にまで遡り、カナダのホーリーネームズ修道会によって設立された学校に端を発します。この修道会は、女子教育に力を入れており、その流れを受け継ぎ、現在では、大学、短期大学高等学校中学校幼稚園といった幅広い教育機関を運営しています。

沿革



1933年12月: カナダのホーリーネームズ修道会が、鹿児島純心女子短期大学の現在の場所に聖名高等女学校を創設しました。これが、学園の始まりです。
1940年10月: 長崎純心聖母会がその運営を引き継ぎ、財団法人鹿児島純心高等女学校を設立しました。
1948年4月: 学制改革に伴い、鹿児島純心高等女学校は鹿児島純心女子高等学校と改称しました。
1951年2月: 私立学校法の施行に伴い、学校法人鹿児島純心女子学園へと組織変更されました。
1960年4月: 鹿児島純心女子短期大学が開学しました。これにより、高等教育機関としての歴史が始まりました。
1994年4月: 鹿児島純心女子大学が開学し、より高度な教育を提供できるようになりました。
2004年4月: 鹿児島純心女子大学大学院が開設され、研究活動にも力を入れるようになりました。
2007年4月: 学校法人川内純心女子学園と合併し、規模を拡大しました。
2023年4月: 鹿児島純心女子大学が男女共学化し、鹿児島純心大学と改称しました。また、鹿児島純心女子大学附属純心幼稚園も鹿児島純心大学附属純心幼稚園と改称されました。これにより、男子学生も受け入れることとなり、新たな発展を遂げています。


運営校



現在、学校法人鹿児島純心女子学園は、以下の学校を運営しています。

鹿児島純心大学: 男女共学の大学として、幅広い分野の教育を提供しています。
鹿児島純心女子短期大学: 短期大学として、専門的な知識やスキルを学ぶことができます。
鹿児島純心女子中学校高等学校: 中高一貫教育を行い、高い学力と豊かな人間性を育んでいます。
鹿児島純心大学附属純心幼稚園: 幼児教育の場として、子どもたちの成長をサポートしています。
川内純心女子高等学校: 2009年に廃校となりましたが、学園の歴史の一部としてその名を刻んでいます。

純心ファミリー



学校法人鹿児島純心女子学園は、以下の学校法人や社会福祉法人と連携し、「純心ファミリー」として活動しています。

学校法人純心女子学園
学校法人東京純心女子学園
学校法人第二純心学園
ブラジル純心学園
社会福祉法人純心聖母会

これらの組織と連携することにより、教育・福祉分野においてより幅広い活動を行っています。

教育理念



カトリックの精神に基づいた教育を実践しており、特に女子教育に力を入れてきました。近年では、男女共学化も進めており、新たな教育の可能性を追求しています。建学の精神である「愛と奉仕」を体現する人材育成を目指しています。

特徴



キリスト教精神に基づく教育
女子教育に重点を置いた歴史
幼稚園から大学院までの一貫した教育体制
* 国内外の純心ファミリーとの連携

学校法人鹿児島純心女子学園は、地域社会の発展に貢献するため、質の高い教育を提供しています。

外部リンク



学校法人鹿児島純心女子学園の公式サイトでは、詳細な情報や最新のニュースが提供されています。

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