「宇宙大戦争」は、
みちのくプロレスが毎年12月に
後楽園ホールで開催している、
ザ・グレート・サスケと
バラモン兄弟(
バラモン・シュウ、
バラモン・ケイ)による抗争を軸とした大会です。
大会概要
この大会の特徴は、通常のプロレスルールにとらわれない、過激な
デスマッチ形式で行われることです。凶器の使用はもちろん、エニウェアマッチ(場外でのフォールも認められるルール)など、まさに「何でもあり」の特別ルールが採用されています。
大会名の由来は、
バラモン兄弟がサスケを「宇宙人」と揶揄したことがきっかけです。
2006年12月の
後楽園ホール大会で佐藤秀が「お前との宇宙戦争は終わりだ」と発言。これに対し、
2007年の宮城大会でサスケが「お前らとな宇宙戦争じゃない、宇宙大戦争だ!」と応じたことから、大会名が決定しました。
歴史
2011年には「宇宙大戦争〜ファイナル〜 敗者岩手追放
デスマッチ」が開催され、サスケ組に敗れた
バラモン兄弟は「岩手追放」を宣告されます。しかし、
2012年には
バラモン兄弟と改名し、何事もなかったかのように再び参戦。
その後も毎年のように「今年が最後の最終決戦」と銘打たれましたが、決着はつきませんでした。
2014年には
バラモン兄弟が初勝利を飾り、両者は和解。ユニット「ムーの太陽」を結成しました。
過去の主な戦績
宇宙大戦争 EPISODE.1
2005年:
Gammaと佐藤兄弟によるルード軍団と正規軍・サルセロス結託で抗争
2006年: サスケはディック東郷と組み、佐藤兄弟と「マスカラ・デスティエロ・イクスプルシオン・コントラ・カベジュラ(敗者・覆面(皮)剥ぎor髪切り)」マッチ
2007年: 野橋真実をパートナーに、金網エニウェアバンクハウスタッグ
デスマッチ
宇宙大戦争 EPISODE.2
2007年: 佐藤兄弟の挑発にサスケが応じ、青マスク「SASUKE」で登場。ザ・グレート・フジタミノルとタッグを組む。
宇宙大戦争 EPISODE.3
2008年: ダークナイト・サスケとして
ウルトラマンロビンと宇宙人同盟を結託。サバイバル飛田がパートナーとして参戦。
宇宙大戦争 EPISODE.4
2009年: SGP15周年記念大会のメインイベントとして開催。
獣神サンダー・ライガーがサスケのパートナーとして登場。
宇宙大戦争 EPISODE.5
2010年: サスケがロックスター宣言。ロックバンド「クレイジー・クルー」を結成し、音楽とプロレスの融合を試みる。
宇宙大戦争 EPISODE.6
2011年:
大仁田厚とタッグを組み、ノーロープ有刺鉄線・敗者岩手追放
デスマッチで
バラモン兄弟と対戦。
宇宙大戦争 EPISODE.7
2012年: ヤッペーマン3人、超人関本がサスケ側として参戦。サスケは怪我のためセコンドに。
宇宙大戦争 EPISODE.8
2013年: マッチョ★バンプ、ヤッペーマンズがサスケのパートナーとして参戦。
バラモン兄弟との和解が成立し、「ムーの太陽」を結成。
宇宙大戦争 EPISODE.9
2014年: ムーの太陽とかめっしーが対決。
ウルトラマンロビンがXとして参戦。
特記事項
凶器として、豆腐、熱々のあんかけ焼きそば、パスタ(乾麺)、氷、桶樽などが登場する。
場外乱闘は、会場を飛び出し、
信濃川付近の萬代橋にまで発展することがある。
* 著作権の関係で、サムライTV等では一部映像がカットされることがある。
「宇宙大戦争」は、プロレスファンのみならず、多くの人々を魅了する、
みちのくプロレスの看板イベントです。
みちのくプロレス公式サイト