宇宙科学技術館

種子島宇宙センター内にある宇宙科学技術館は、1979年に宇宙開発展示館として開館しました。その後、1997年に大規模なリニューアルを行い、現在の宇宙科学技術館へと名称を変更しました。このリニューアルでは、「きぼう」日本実験棟（JEM）の実物大模型や宇宙情報センターが新たに設置され、展示内容が大幅に拡充されました。2017年にも再度改装が行われ、より魅力的な施設へと生まれ変わっています。

館内では、日本の宇宙開発の歴史やロケット技術について、様々な展示物を通して学ぶことができます。特に「きぼう」日本実験棟の実物大模型は、宇宙空間での実験や生活を体験できる貴重な展示です。また、宇宙情報センターでは、最新の宇宙開発情報や研究成果に触れることができます。

宇宙科学技術館は入館無料で、開館時間は9時30分から17時00分までです。ただし、7月から8月は開館時間が30分延長され、17時30分までとなります。休館日は毎週月曜日ですが、月曜日が祝日の場合は火曜日が休館となります。ただし、8月は原則として休館日はありません。年末年始は12月29日から1月1日まで休館です。また、ロケット打ち上げ時には、関係者以外は宇宙センターへの立ち入りが制限されるため注意が必要です。

宇宙科学技術館では、宇宙センターの施設を巡る施設案内ツアーも実施されています。専任ガイドによる解説を聞きながら、総合指令室、大崎第一事務所、大型ロケット発射場などの普段は見ることができない場所を見学できます。ツアーの所要時間は1時間15分です。宇宙開発の最前線を肌で感じることができる人気のツアーです。

施設情報
入館料: 無料
開館時間: 9時30分 - 17時00分（7 - 8月は9時30分 - 17時30分）
休館日: 毎週月曜日（月曜日が祝祭日の場合は火曜日。8月は原則無休）年末年始（12月29日 - 1月1日）
ツアー: 施設案内ツアーあり（所要時間1時間15分）

外部リンク
種子島宇宙センター
宇宙科学技術館パンフレット

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