宇津宮雅代

宇津宮 雅代（うつのみや まさよ）

宇津宮雅代（1948年3月6日生まれ）は、日本の女優として知られており、東京都葛飾区に生まれました。彼女は、青山学院女子短期大学に入学したものの卒業はせず、その後文学座付属演劇研究所に進み、1970年代に目覚ましい活躍を始めました。

彼女は1970年代を中心に多くのテレビドラマや映画、舞台に出演し、その演技力と表現力で多くのファンを魅了しました。1973年には文学座の同僚であった西岡徳美（現在の西岡徳馬）と結婚し、女児をもうけましたが、2年後には離婚しました。1978年には三浦洋一と結婚し、再婚したものの、1988年には渡英、1993年に再び離婚しました。

1982年には「雪華葬刺し」という映画でカンヌ国際映画祭の受賞歴がある作品に出演し、この作品をもって一度芸能界を引退しました。その後長い間、実生活に専念していましたが、1990年にはウェストサリー芸術デザイン大学に進学し、ガラスの科を専攻し、その後、同大学のテクスタイル科での染色、織物、デザインを学びました。1995年にはアルフレッド王大学で染色やインテリアデザインを学び、2000年に芸能活動に復帰しました。

主な出演作品

宇津宮雅代は、多数のテレビドラマにおいて様々な役柄を演じてきました。彼女のテレビドラマデビュー作は、1968年の「お庭番」であり、その後、「仇討ち」や「ポーラテレビ小説」の「パンとあこがれ」を含む多くの作品に出演しました。これらの作品は、彼女が本格的に女優としてのキャリアをスタートさせるきっかけとなりました。

彼女は「水戸黄門」シリーズにも出演し、特に名の知れた役柄で多くの視聴者に親しまれました。また、映画界でも「新幹線大爆破」や「青春の門 自立篇」などの作品に出演し、演技力を見せつけました。

1990年代以降彼女は再びテレビドラマや映画に出演し始め、多様な役を演じることで知られる存在となりました。ドラマ「こちら本池上署」や「金曜エンタテイメント」といった多彩なジャンルに挑み続け、視聴者に強い印象を残しました。

宇津宮雅代のキャリアは、代表作の数々を通じて観る者の心に深く残りました。彼女は演技だけでなく、様々な芸術分野の学びを経て自己を磨き続け、独自の道を歩んでいます。彼女の多才な才能は、これからも日本のエンターテインメント界で生き続けることでしょう。

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