宇津木瑠美

宇津木瑠美のプロフィール

宇津木瑠美（うつぎ るみ）は1988年12月5日生まれで、神奈川県川崎市高津区を拠点に活動する女子サッカー選手です。現在、日テレ・東京ヴェルディベレーザに所属し、ポジションはミッドフィールダーおよびディフェンダーとして活躍しています。また、彼女は元サッカー日本女子代表の選手でもあります。妹にはフットサル選手の宇津木有香と宇津木めぐみがいます。さらに、彼女は神奈川県立栗原高等学校を卒業しました。

経歴

宇津木は、兄の影響を受けて2歳からサッカーを始めました。6歳の時には川崎ウィングスFCに入団し、サッカーキャリアのスタートを切ります。小学校四年生の頃には川崎フロンターレジュニアのセレクションにも合格し、両チームでプレーを続けました。

2001年には日テレ・ベレーザの下部組織である日テレ・メニーナに加入し、同年の皇后杯全日本女子サッカー選手権大会に出場しました。2002年からはメニーナに在籍しながらもベレーザに登録され、サッカーの技術を向上させていきました。

シニアデビューは2004年6月27日、YKK東北フラッパーズとの試合で、途中交代での出場から始まりました。2005年10月16日にリーグ戦初ゴールを挙げると、2010年にモンペリエHSCに移籍し、2016年には米国のシアトル・レインFCへと渡ります。在籍中にはチームの最優秀選手に選ばれるなど、その実力が証明されました。2021年には日テレ・東京ヴェルディベレーザに復帰しました。

日本代表での活躍

宇津木は2001年にU-16日本ユース選抜に選ばれ、続いてU-18日本代表候補にも選出されました。2004年にはU-19日本代表に選ばれ、同年のAFC U-19女子選手権に参加。2005年にはU-17日本代表としてAFC U-17女子選手権で優勝し、同年5月21日にはフル代表デビューを果たしました。

以降も国際大会での経験を積み重ね、2007年にはFIFA女子ワールドカップに出場。2011年には日本代表としてワールドカップ優勝に貢献し、その後も数回にわたり日本代表として活躍しました。特に2015年のカナダ大会では準優勝を果たし、オールスターメンバーに選出されるという栄誉に輝きます。2017年には国際Aマッチ100試合出場を達成しました。

個人成績とタイトル

宇津木は日本女子サッカーリーグで複数回の優勝を経験しており、特に日テレ・ベレーザでは5回のリーグ制覇と6回の皇后杯優勝を達成しました。また、代表チームにおいてもFIFA女子ワールドカップやAFC女子アジアカップでの優勝に貢献しています。彼女のサッカーキャリアは、個人の成績だけでなく、チーム成績においても輝かしいものとなっています。

宇津木瑠美は、サッカー界に大きな影響を与える選手であり、今後も更なる活躍を期待される存在です。

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