宇都宮基師

宇都宮基師氏(うつのみや もとし)は、1939年9月27日、愛媛県八幡浜市に生まれました。愛媛県立八幡浜高等学校を経て、立教大学に進学。大学時代は放送研究会に所属し、アナウンサーとしての道を歩み始めます。

1964年、南海放送に入社。持ち前の才能と努力で、着実にキャリアを積んでいきます。ニュース番組『なんかいNEWS530』のキャスターや、スポーツ中継の実況など、幅広い分野で活躍。その落ち着いた語り口と正確な情報伝達で、多くのリスナーから信頼を得ました。

特に1970年代、南海放送ラジオで放送された深夜番組『WAI-YOUNG』(0:30～1:00)では、金曜と土曜のパーソナリティを担当。深夜に耳を傾ける多くのリスナーを魅了し、番組の人気向上に大きく貢献しました。同番組は、宇都宮氏にとってキャリアの中でも重要な位置を占める番組と言えるでしょう。

南海放送での長年のアナウンサー生活を経て、定年退職を迎えます。しかし、宇都宮氏の活躍はそこで終わりではありませんでした。定年後も、その豊富な経験と人望を生かし、精力的に活動を続けています。松山中央商店街にあるグリッププラザ松山店のカウンセリングルームのスタッフとして勤務する傍ら、南海放送ラジオの番組『Week-endグリップC@fe』(土曜16：00～17：00)のパーソナリティも務め、リスナーと温かいコミュニケーションを築いています。

また、宇都宮氏は筋金入りの競輪ファンとしても知られています。瀬戸風バンク(松山競輪)の応援隊長を務め、競輪コンシェルジュとしても活躍。その深い知識と情熱は、競輪界に活力を与え続けています。

長年にわたり、愛媛の放送界を支え、地域社会に貢献してきた宇都宮基師氏。アナウンサーとしての確かな技術、そして温かい人柄で、多くの人々から愛され続けています。その活躍は、これからも愛媛の放送史に刻まれ続けることでしょう。 愛媛県八幡浜市出身、通称「よもだのもっくん」としても知られる宇都宮氏は、これからも地域社会に貢献し続けることでしょう。彼の今後の活躍にも期待がかかります。

もう一度検索