守島正

守島 正のプロフィール

基本情報

守島 正（もりしま ただし）は、1981年7月15日生まれの日本の政治家です。現在、日本維新の会に所属している衆議院議員で、東京都選挙区から初当選を果たした人物です。過去には、大阪市会議員を3期務め、大阪維新の会の政調会長を歴任してきました。

経歴

大阪市東淀川区にて育った守島は、大阪市立豊里小学校、大阪市立大道南小学校を経て、大桐小学校を卒業しました。中学校は大桐中学校、高校は現在の常翔学園高校である大阪工業大学高等学校を経て、同志社大学の商学部商学科を卒業。その後、新日本製鐵株式会社に入社し、生産管理業務に従事しました。

2008年には共和精機株式会社に転職し、製造や管理、営業の経験を積むとともに中小企業診断士の資格を取得しました。2011年には大阪維新の会の公認候補として大阪市会議員選挙に立候補し、見事初当選を果たしました。その後、市会議員として3期にわたり活動していきました。

守島は2013年に大阪市立大学大学院の創造都市研究科に入学し、2016年に修了しました。2019年には大阪維新の会の政調会長に就任し、多くの政策に影響をもたらしました。

2021年10月に実施された第49回衆議院議員総選挙では、大阪2区から日本維新の会公認候補として立候補し、見事に当選を果たしました。この選挙区は過去に自由民主党の候補に負け続けていたため、その勝利は注目を集めました。選挙戦では、かつて自民党時代に支持を受けていた地元の維新府議を選対本部長に起用し、戦略的に戦い抜きました。

健康問題

しかし2022年2月には、新型コロナウイルスに感染したことが発表され、国会での活動に影響を及ぼしました。

政策・主張

守島は多様な政策主張を持っています。憲法改正については賛成の立場を取り、特に9条の改正には自衛隊の存在を明記すべきとしています。日本の安全保障に関しては、敵基地攻撃能力の保有や日本の核武装の検討を支持しています。

外交面では、中国との関係を政府の現行方針のもとで維持すべきとし、歴史問題を巡る日韓関係に対しては、より強い姿勢で臨むべきとしています。教育政策としては、高校や大学の無償化についての所得制限撤廃を支持し、年金や医療、介護の社会保障制度については、給付水準の見直しを訴えています。

税制に関しては現行の消費税率の引き下げを望み、選択的夫婦別姓の導入や、皇族女性の天皇就任についても賛成の態度を示しています。さらに、国会議員の被選挙権年齢の引き下げや、緊急事態条項の設置についても賛成しています。

人物と家庭

守島の信条として「知行合一」が挙げられ、政策に対する強い思いを反映しています。家族は妻と子供が一人おり、大阪府知事の吉村洋文とは同じ大阪市会議員選挙の初当選同期です。281「維新あり」を広めるために、新しい選挙区へ挑戦した彼の姿勢は評価されています。

政治資金の使用

また、政治資金の使用に関しては、文書通信交通滞在費からさまざまな生活用品を購入していることが話題となりました。守島の事務所はこの用途について、東京での生活に必要なものであると説明しています。

守島正は大阪からの新しい風を感じさせる政治家であり、その多様な政策と信条をもって今後の政治活動に注目が集まります。

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