守本奈実

守本 奈実 - NHKのアナウンサー

守本奈実（もりもと なみ）は、1981年1月18日生まれのアナウンサーで、千葉県流山市出身です。彼女は千葉県立東葛飾高等学校を卒業し、その後学習院大学文学部に進学しました。在学中には、フジテレビとテレビ朝日アスクが主催するアナウンサー養成講座に参加し、学生キャスターとしてBSフジのニュース番組に出演するなど、早くからアナウンサーとしてのキャリアをスタートしました。2004年にNHKに入局し、最初は大分放送局で勤務。その後、福岡放送局を経て東京アナウンス室に異動しました。

キャリアの歩み

2014年4月からは、産休に入った小郷知子に代わって『ニュース7』の土曜日、日曜日、祝日のメインキャスターを担当するようになりました。その年の9月には、同期入局のディレクターである西村武五郎と結婚しました。2016年4月からは再び産休に入り、メインキャスターの座を高瀬耕造に引き継ぎました。同年9月には名古屋市内の病院で第一子を出産し、2018年4月に復職しました。復職後は『ハートネットTV』の「HEART-NET TIMES」を月に一度担当しています。

2024年4月、守本は東京アナウンス室からNHK財団に異動し、引き続きアナウンス業務を続ける予定です。

趣味やプライベート

幼少期はシンガポールで過ごした守本は、アルトサックスの演奏や料理、読書、植物の育成といった多彩な趣味を持っています。彼女は千葉県出身でありながら、両親が熊本県出身のため、実家での雑煮には関東では一般的な角餅ではなく、丸餅が使われているという。高校時代からはコサキンのラジオの熱心なファンでもあります。

主な出演番組

守本奈実は数多くの番組に出演しています。福岡放送局時代には『エンターテイナー 華麗なる技の秘密』や『トンコツTV』、また『お元気ですか日本列島』の九州・沖縄担当を務めました。東京アナウンス室に異動後は、『NHKニュースおはよう日本』のニュースリーダーやキャスターを経て、『NHKニュース7』や『首都圏ニュース845』でもサブキャスターとして活躍しました。

さらに、NHKスペシャルや大河ドラマ『龍馬伝』のナレーションも担当し、幅広いジャンルでその存在感を示しています。2018年度には新入局のアナウンサーへの研修指導を担当し、その後『ニュース シブ5時』や『青天を衝け』のナレーションも務めました。2023年には『きょうの料理』の司会をつとめ、2024年からは『日曜美術館』の司会も果たす予定です。

まとめ

守本奈実は、NHKの顔として多くの視聴者に親しまれ、様々な役割を担い躍進してきたアナウンサーです。トピックに応じて柔軟に対応し、彼女の人柄や専門性は、今後も多くの番組で引き続き発揮されていくことでしょう。

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