安全索道

安全索道株式会社（ANSAKU）は、滋賀県守山市に本社を置く、索道（ロープウェイ）を主体とした輸送機関及び装置の開発と保守点検を行う企業です。

概要

ブランドネームは、企業名称の「安全索道」を略して、「ANSAKU」と表します。これまでに60か所以上の観光地のロープウェイ、250か所以上のスキー場のリフト・ゴンドラの設計、製作を手掛けています。日本の索道業界を牽引する企業として知られています。

沿革

安全索道の歴史は古く、1914年に大阪市で株式会社安全索道商会として創立されました。その後、1939年に安全索道株式会社（現社名）に変更し、現在に至ります。

1914年 - 大阪市にて株式会社安全索道商会創立
1939年 - 安全[索道]]株式[[会社]に変更
1946年 - 国内初のスキーリフト架設。日本のスキー文化の発展に大きく貢献しました。
1970年 - 大阪『EXPO'70万国博覧会』（大阪府吹田市） にてレインボーゴンドラ、動く歩道を架設。博覧会の成功に貢献しました。
1983年 - ポマガルスキー社との技術提携により国内初の自動循環式特殊索道を架設。新たな索道技術を日本に導入しました。
1989年 - フード付4人乗り高速リフト第1号機架設。スキーヤーの快適性を向上させました。
1998年 - 新穂高に国内初 2階建てロープウェイ架設。観光客に新たな体験を提供しました。
2007年 - 本社を守山に移転。
2013年 - ASD型握索装置を開発 国内で製造し、輸入コストの軽減を図る。
2016年 - 新型循環式リフト(モノリス、コクーン)を開発。
2018年 - 新型循環式リフト建設(びわ湖バレイスキー場)。

特徴

安全索道は、長年にわたる経験と実績に裏打ちされた高い技術力を持つことが特徴です。特に、安全性に対する意識が高く、徹底した品質管理を行っています。また、顧客のニーズに合わせたカスタマイズにも柔軟に対応しており、多くの観光地やスキー場から信頼を得ています。近年では、環境に配慮した製品開発にも力を入れており、持続可能な社会の実現に貢献しています。

外部リンク

安全索道株式会社
会社広告 電気年鑑 大正15年（国立国会図書館デジタルコレクション）
安全索道株式会社・Webアーカイブ

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