安川有

安川 有（やすかわ ゆう）について

安川有は1988年5月24日生まれで、福岡県福岡市の出身の元プロサッカー選手です。主にディフェンダーとしての役割を担い、センターバック及びサイドバックとしてのプレーが評価されました。彼のサッカーキャリアは、福岡の地元クラブからスタートし、順調にプロの道を歩んでいきました。

来歴

プロ入り前

安川は2004年にアビスパ福岡の下部組織に加入します。同年、鈴木惇と共にナショナルトレセンU-16にも選ばれ、若い頃からその才能が注目されました。2007年からは同志社大学に進学し、4年間にわたりサッカー部で活動。2010年にはデンソーカップチャレンジサッカー関西選抜に選ばれ、関西学生サッカーリーグ大会では優秀選手賞を受賞し、チームの14年ぶりの優勝にも大きく貢献しました。

大分トリニータ

2011年には大分トリニータに加入し、監督である田坂和昭の信頼を得て第1節のFC岐阜戦からスターティングメンバーとしてプロデビューを果たしました。翌年には、J1昇格プレーオフで180分間無失点に抑える活躍をし、クラブにとって4年ぶりのJ1復帰の一翼を担います。2013年にはJ1で初のリーグ戦出場を果たし、同年の川崎フロンターレ戦ではプロ初得点も記録しました。しかし、その年チームはリーグ最下位となり再びJ2に降格しました。

彼は2014年にサイドバックにコンバートされ、2015年にはキャリア初となる37試合出場を果たしましたが、チームはさらにJ3降格の憂き目に遭います。

松本山雅FC

2016年、安川は松本山雅FCに完全移籍し、2年目には自己最多の4得点を挙げました。2018年にはJ2リーグでの優勝を経験します。しかし、その年をもって契約満了となり松本を退団することになりました。

プレースタイル

安川有は、左足から放つ正確なキックと打点の高いヘディングが特徴のディフェンダーです。また、90分間フルに走り抜くスタミナも彼の強みとされています。ポジショニングや状況判断に優れた彼のプレースタイルは、ディフェンスラインの要として非常に重要な役割を果たしました。

人物・エピソード

彼はエスパー伊東の物真似を持ちネタとして楽しむ一面もあり、サッカー以外の場面でも親しみやすさを感じさせるキャラクターを持っています。

所属クラブ

• - わかばFC
• - 2004年 - 2006年 アビスパ福岡ユース
• - 2007年 - 2010年 同志社大学
• - 2011年 - 2015年 大分トリニータ
• - 2016年 - 2018年 松本山雅FC

成績

彼のキャリアにおいては、公式戦での得点や出場試合数、さらにタイトルに関しても多くの実績を残しています。同志社大学時代には関西学生サッカー選手権大会で優勝し、松本山雅FCでもJ2リーグタイトルを勝ち取っています。個人としては、2010年の関西学生サッカーリーグ大会優秀選手賞を受賞しました。

安川有のサッカー人生は、プロ選手としての成長を支える多くの経験と、数々の成果を伴ったものとなり、サッカー界においての彼の存在感は今でも光り輝いています。

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