安徽博物院

安徽博物院は、中国安徽省に位置する自然史、歴史、社会教育を目的とした省レベルの総合博物館です。以前は安徽省博物館として知られていました。

歴史

安徽博物院のルーツは、中華人民共和国建国初期に合肥と蕪湖に設立された複数の博物館や文化管理組織に遡ります。1953年、これらの組織が統合され、安徽省博物館準備処が発足しました。1954年8月には展示館の建設が始まり、1956年2月に完成。同年11月14日に安徽省博物館として正式に開館しました。この旧館は2013年に全国重点文物保護単位に登録されています。2011年には新館が完成し、2010年に「安徽省博物館」から現在の「安徽博物院」へと名称が変更されました。

所蔵品と展示

安徽博物院は、豊富なコレクションを誇り、特に青銅器や金銀器などの貴重な文化財を多数所蔵しています。

青銅器
鳳紋銅方鼎
鋳客銅鼎（楚大鼎）
蔡侯銅編鐘
鄂君啓金節
金銀器
「宜子孫」鐘形金飾

これらの所蔵品は、安徽省の豊かな歴史と文化を物語る上で重要な役割を果たしています。

交通アクセス

旧館
バス
2・234・300・901・903路：博物館停留所下車
13・112・114・123・126・132・136・162・166・168・232・801・706路：城隍廟停留所下車、南へ安慶路に入り西へ8メートル
1・3・9・13・17・110・112・115・116・122・124・126・132・133・162・701路：三孝口停留所下車、北へ100メートル
鉄道
合肥軌道交通2号線、5号線三孝口駅から220メートル
新館
バス
113路：地質博物館停留所下車
129・105路：省博物院南門停留所下車、北へ10メートル
20・32・103・128・166路：平塘停留所下車、東へ500メートル
鉄道
合肥軌道交通3号線省博物館駅から500メートル

開館時間

火曜日から日曜日：9:00 - 17:00（16:00最終入場）
* 月曜日：休館（祝日を除く）

安徽博物院は、安徽省の歴史と文化に触れることができる貴重な場所です。ぜひ一度、足を運んでみてください。

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