安芸町 (広島県)

安芸町（あきちょう）

安芸町は、かつて広島県安芸郡に存在した町であり、1974年11月1日に安芸郡熊野跡村とともに広島市に編入され、その歴史を閉じました。現在は広島市東区の一部となっています。

沿革

安芸町の歴史は、明治時代の市町村制施行に遡ります。

1889年4月1日 - 市町村制が施行され、現在の町域には当時、安芸郡温品村と高宮郡福木村が存在していました。
1898年10月1日 - 高宮郡と沼田郡が統合され安佐郡が成立。福木村は安佐郡に属する村となりました。
1956年3月31日 - 安芸郡温品村と安佐郡福木村が対等合併し、安芸郡安芸町が成立しました。
1974年11月1日 - 安芸郡熊野跡村とともに広島市に編入され、安芸町は消滅しました。

地理

安芸町は、以下の河川や山々に囲まれた地域でした。

河川

府中大川 - 太田川の支流です。

山

呉娑々宇山（ごさそうざん） - 標高682.2m
藤ヶ丸山 - 標高665.4m
二ヶ城山 - 標高483.2m
鷹の条山 - 標高438.2m
高尾山 - 標高424.5m

大字

馬木（うまき）
温品（ぬくしな）
福田（ふくだ）

交通（1974年10月31日当時）

鉄道

町内には鉄道は通っていませんでしたが、国鉄の官舎が存在していました。

道路

国道：町内は通っていません。
主要地方道：町内は通っていません。
その他の県道：
広島県道152号府中祇園線
広島県道175号上深川広島線 - 現在の広島県道70号広島中島線

広島市編入後の1987年には、福田に山陽自動車道広島東ICが開通しました。開通前の仮称は「安芸インターチェンジ」でした。

教育（1974年10月31日当時）

小学校

安芸町立安芸小学校 - 広島市編入後の1985年に広島市立上温品小学校に改称されました。
安芸町立温品小学校
安芸町立福木小学校

中学校

安芸町立安芸中学校 - 広島市編入後の1985年に広島市立温品中学校に改称されました。

高等学校

広島県立安芸高等学校

関連項目

広島県の廃止市町村一覧

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