安藤昌益資料館

安藤昌益資料館

安藤昌益資料館は、青森県八戸市に位置する、江戸時代の思想家、安藤昌益に関する博物館です。市民団体である「安藤昌益資料館をつくる会」によって設立され、昌益の思想や生涯に触れることができる貴重な場所となっています。

沿革

資料館設立の背景には、市民による熱意がありました。八戸酒類が1973年に建てた蔵を、八戸市中心市街地の活性化に繋がるとして提供。この蔵を活用し、資料館が開設されました。

2008年11月28日 - 「安藤昌益資料館をつくる会」発足
2009年10月3日 - 開館
2009年12月12日 - 「安藤昌益資料館を育てる会」へ組織移行

主な展示物

資料館では、盛岡市や東京、昌益の出身地である秋田県大館市などに所蔵されている昌益関連資料を、デジタル技術を用いて複製したものを展示しています。これにより、貴重な資料をより身近に感じることができます。

稿本自然真営道（東京大学総合図書館所蔵）：昌益の主著であり、彼の思想の中核をなす書物
八戸藩日記（昌益関連の記述部分、八戸市立図書館所蔵）：当時の社会情勢や昌益の活動を知る手がかりとなる記録

利用案内

安藤昌益資料館は、八戸市八日町にあり、八戸酒類の八鶴蔵試飲展示場の1・2階に位置しています。

開館日: 毎週月・水 - 日曜日
休館日: 毎週火曜日、お盆・年末年始
営業時間: 11:00 - 16:00
入館料: 一般300円、高校生以下無料

交通アクセス

JR東北新幹線 八戸駅よりタクシーで20分
JR八戸線 本八戸駅より徒歩10分
八戸市営バス/南部バス/十鉄バス 八戸中心街ターミナル（八日町）下車徒歩5分
八戸市八日町の旧河内屋橋本合名会社の裏側

まとめ

安藤昌益資料館は、安藤昌益の思想と生涯に触れることができる貴重な場所であり、八戸市の歴史と文化を学ぶ上でも重要な拠点です。展示資料を通して、昌益の思想に触れ、現代社会にも通じる視点を学んでみてはいかがでしょうか。八戸を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

外部リンク

安藤昌益資料館
* 安藤昌益資料館を育てる会公式ブログ

もう一度検索