安藤美佐子

安藤美佐子（あんどう みさこ）は、1971年3月21日生まれ、岐阜県出身の元ソフトボール選手であり、現在は指導者としても活躍しています。ポジションは内野手、特に遊撃手としての卓越した守備力は、「世界一のショートストップ」と称されるほどでした。

生い立ちとソフトボールとの出会い

小学4年生から6年生まで野球をしていた安藤は、中学校に入学してからソフトボールを始めました。その後、名門である夙川学院高等学校に進学。ソフトボールがオリンピック競技になる以前から、その才能は注目されており、高校2年生時にはアンダー世代の日本代表として海外親善試合に参加しました。

実業団での活躍とオリンピック

高校卒業後、安藤は太陽誘電女子ソフトボール部に加入し、選手としてのキャリアをスタートさせます。1996年のアトランタオリンピックでソフトボールが正式種目となると、安藤は日本代表の主将としてチームを牽引し、4位入賞を果たしました。その後も、1998年の世界選手権では3位、2000年のシドニーオリンピックでは銀メダルを獲得するなど、日本ソフトボール界を代表する選手として活躍しました。


実業団では、松下電工ソフトボール部、デンソー女子ソフトボール部にも所属し、各チームで中心選手として貢献しました。2004年のアテネオリンピックでは代表から漏れたものの、2005年には湘南ベルマーレ女子ソフトボールチームの発足に参加し、チームを支えました。

指導者としてのキャリア

2006年には、日本リーグ2部の湘南ベルマーレで監督を兼任するなど、指導者としてのキャリアもスタートさせました。2008年の北京オリンピックでは、ラジオ解説者として日本チームの金メダル獲得をスタンドから見守り、ソフトボール界の発展に貢献しました。

所属チーム

太陽誘電女子ソフトボール部
松下電工ソフトボール部
デンソー女子ソフトボール部
湘南ベルマーレ女子ソフトボールチーム

外部リンク

安藤美佐子 - Olympedia（英語）
日本オリンピック委員会 - 安藤美佐子
* 安藤美佐子公式ブログ

安藤美佐子は、選手としてだけでなく、指導者、解説者としてもソフトボール界に多大な貢献をしてきました。彼女の情熱と卓越した技術は、多くの選手に影響を与え、ソフトボールの発展に大きく寄与しています。

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