宋春燮

宋春燮（ソン・チュンソプ、송춘섭）は、北朝鮮の政治家であり、水産相と朝鮮労働党中央委員会委員を務めています。

経歴

出生地や生年月日は明らかにされていません。彼の政治経歴は、2009年3月に最高人民会議第12期代議員に選出されたことから始まります。その後、2014年10月には朝鮮中央通信を通じて、新浦市遠洋水産連合企業所の技師長として紹介されました。この頃から水産業界での彼の存在が確認できます。

2016年3月には、水産副相に昇進し、着実にキャリアを重ねていきます。そして、2017年7月には水産相に任命され、北朝鮮の水産業を統括する責任者となりました。同年10月7日に開催された朝鮮労働党中央委員会第7期第2回総会では、党中央委員会委員候補に補選され、彼の党内での地位も向上しました。

2019年4月10日に開催された党中央委員会第7期第4回総会では、党中央委員会委員に補選され、党の重要な意思決定に関与するメンバーとなりました。翌4月11日に開催された最高人民会議第14期第1回会議では、水産相に再任され、引き続き水産業界での指導的役割を担っています。

彼の経歴は、技師長から水産副相、そして水産相へと段階的に昇進しており、北朝鮮における水産業界での彼の専門性とリーダーシップが評価されていることを示しています。また、党中央委員会委員への選出は、彼の政治的な影響力が増していることを意味します。

参考資料

* 북한정보포털

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