宏実

宏実：多才なシンガーソングライターの軌跡

宏実は、日本の女性シンガーソングライターとして、HIROMI、Hiromi Rainbowといった名義でも活動しています。幼少期から多様な音楽に触れ、4歳から箏を始めるなど、幅広い音楽的バックグラウンドを培ってきました。高校時代にはR&Bとヒップホップに傾倒し、クラブなどで歌い始めるなど、早くから音楽活動に打ち込んでいました。

その後、音楽の更なる探求のため、2002年から2年半の間、ボストンへ留学。現地の大学に通いながらボイストレーニングに励み、才能を磨きます。その成果は「Talent Show」での優勝や、Bostonのラジオ局「Star 97.3」主催のコンテスト「North End Idol Contest」での優勝という形で実を結びました。

ボストンでの経験を経て帰国した宏実は、2004年、R&BプロデューサーのNao'ymtと出会い、翌2005年には彼のプロデュースによる初の楽曲『Recover』をiTunes Storeでリリース。シンガーとしてのキャリアを本格的にスタートさせます。

その後、数多くのアーティストへのフィーチャリングや作詞で参加する一方、2009年6月24日には待望のファーストアルバム『RAINBOW』をリリースしました。

作曲家・作詞家としての才能

宏実の作曲における特徴は、天性の感性豊かな表現力から生まれる、洋楽テイストを織り交ぜた力強いメロディーラインです。その才能は、倖田來未や板野友美といった人気アーティストへの楽曲提供にも活かされています。

作詞においても、楽曲のニュアンスを最大限に引き出す表現力が評価され、Nissy（西島隆弘, AAA）やDream Ami|Dream_Amiなどの楽曲を手掛けています。さらに、コーラスワークにも携わり、CHARLI XCXやBlock B|Block_Bといった海外アーティストの日本語歌詞も担当するなど、その活動は多岐に渡ります。

2017年には、Sofi Tukkerの“Best Friend (feat. NERVO, The Knocks & Alisa Ueno)”の共同制作に参加。この楽曲はApple『iPhone X』のCMソングとして起用され、世界中で話題を呼びました。その他にも、『Triumph』や『Jimmy Choo』のCMソング、ゲーム『FIFA 18』や映画『Ocean's 8』のサウンドトラックなど、多くのタイアップ実績があります。

多彩な活動とコラボレーション

宏実は、ソロ活動だけでなく、数多くのアーティストとのコラボレーションも積極的に行ってきました。ディスコグラフィーには、COYASS、YO-HEY、CIMBA、WISEなど、様々なアーティストとのフィーチャリング作品が多数掲載されています。これら楽曲はiTunes Store限定リリースを含む、幅広い媒体で発表されています。

さらに、コンピレーションアルバムにも多数参加し、自身の楽曲だけでなく、他アーティストの作品にも貢献しています。その活動は、楽曲制作、作詞、コーラスワークと多岐にわたり、常に音楽表現の可能性を探求し続けています。

楽曲提供アーティスト一覧

宏実は、これまでに多くのアーティストに楽曲を提供してきました。その数は膨大であり、ジャンルも多岐に渡ります。代表的なアーティストには、板野友美、倖田來未、Nissy（西島隆弘）、Dream Ami|Dream_Ami、そして海外アーティストまで含まれています。

これら数々の楽曲提供を通して、宏実は日本の音楽シーンに大きな影響を与え、その才能を広く知らしめてきました。

テレビ出演・イベント出演

メディアへの露出も積極的に行い、日本テレビの「ハッピーMusic」、テレビ東京の「音流」などに出演。また、「BREAK GIRLS FESTIVAL」、「CaraMelo」、「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」など、様々なイベントにも参加し、自身の音楽を直接届けてきました。

まとめ

宏実は、シンガーソングライターとして、そして作曲家・作詞家として、その才能を遺憾なく発揮し続けている稀有な存在です。楽曲制作、作詞、コーラスワーク、さらには海外アーティストとのコラボレーションまで、その活動は多岐に渡り、常に進化を続けています。これからも、その唯一無二の音楽性で、多くの人々を魅了し続けることでしょう。

もう一度検索