板野友美

板野友美

板野友美（いたの ともみ、1991年7月3日生まれ）は、神奈川県横浜市出身の日本の歌手、タレント、ファッションモデル、女優、そして実業家として活躍しています。彼女はホリプロおよびキングレコードに所属し、女性アイドルグループ・AKB48の元メンバーでもあります。彼女の私生活では、プロ野球選手の東京ヤクルトスワローズに所属する高橋奎二と結婚しており、妹は女優の板野成美です。

来歴

2000年代

2005年8月まで、板野はBOXMENのガールズダンスチームGIRLSBOXに所属しており、2003年には『第54回NHK紅白歌合戦』でEXILEの「Choo Choo TRAIN」のバックダンサーとして舞台に立ちました。2005年10月30日には、AKB48オープニングメンバーオーディションに合格し、同年12月8日にはAKB48劇場のグランドオープンに参加しました。2007年5月にはホリプロに移籍し、女子フットサルチーム「XANADU loves NHC」にも加入、背番号は「11」となりました。

ソロ活動と成功

2008年9月にはファッション雑誌『Cawaii!』の専属モデルとしてデビューし、活動の幅が広がります。さらに、2009年4月1日には自身初のソロ写真集『T.O.M.O.rrow』を発表し、同年のAKB48選抜総選挙では7位に選ばれ、メディア選抜メンバーに名を連ねました。2010年代に入ると、板野はシングル「Dear J」でソロデビューを果たすと、オリコン週間シングルランキングで初登場2位を記録しました。

2011年にはファッションブランド「サマンサタバサ」のイメージモデルに就任し、テレビCMにも出演しました。2012年は選抜総選挙で8位に輝き、CM起用社数ランキングでも高評価を得るなど、活躍が続きました。2013年にはAKB48を卒業し、その後も数多くのイベントやテレビ番組で活躍しました。

映画と音楽

映画では、2007年の『あしたの私のつくり方』から始まり、仮面ライダーシリーズや最近の『イマジネーションゲーム』など、幅広いジャンルで主演を務めています。また、音楽活動においても数多くのシングルやアルバムをリリースし、全国ツアーも開催しています。

結婚生活と事業

2021年1月5日、彼女は高橋奎二と結婚し、同年10月には第1子を出産したことを発表しました。2022年には自身のブランドを設立し、代表取締役に就任しました。彼女のこれまでの活動は、アイドル業界での成功にとどまらず、ビジネスやファッションの分野でも多方面にわたります。

人物

愛称は「ともちん」で、彼女の趣味には音楽鑑賞や運転が含まれています。特技としてダンスや水泳の他、一輪車があることでも知られています。また、ディズニーが好きで、特に『塔の上のラプンツェル』のキャラクターに共感すると語っています。彼女はファッションにも積極的で、多くの雑誌で特集されています。

その一方で、板野は家庭でも一児の母としての顔を持ち、様々なメディアでそのライフスタイルを発信しています。近年では、自身のYouTubeチャンネルやInstagramを通じて、ファンとの交流も大切にしています。

板野友美は、アイドルからビジネスまで、多彩な才能をもってファンを魅了し続けています。

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