宮城県道118号名取村田線

宮城県道118号名取村田線は、宮城県名取市から柴田郡村田町へと至る、全長約12.6kmの主要な一般県道です。この道路は、地域の交通を支える重要な役割を担っています。

路線の概要

起点は名取市田高に位置し、国道4号（旧道）との交差点から始まります。起点から程なく、国道4号仙台バイパスと接続しますが、この区間は県道には含まれません。宮城県道39号仙台岩沼線との重複区間を過ぎると、道路状況は変化に富み、災害復旧工事によって改良された区間と、未改良の区間が混在するようになります。この状態は、樽水ダムを過ぎるあたりまで続きます。

樽水ダムより先、宮城交通菅生バス停付近にかけては、道幅が狭い峠道となります。この区間は運転に注意が必要です。

歴史

1987年（昭和62年）2月には、東北本線と交差する地点に、都市計画道路田高増田線の一部を構成する跨線橋「名取高架橋」が完成しました。この高架橋は、全長183.8m、幅12.8mであり、鉄道との立体交差を実現し、交通の円滑化に貢献しています。

通過する自治体

宮城県道118号名取村田線は、以下の自治体を通過します。

名取市
柴田郡村田町

接続する道路

この県道は、以下の道路と接続しています。

国道4号（旧道）（名取市）
宮城県道31号仙台村田線（村田町）
宮城県道39号仙台岩沼線（名取市）
宮城県道258号仙台館腰線（名取市）

宮城県道118号名取村田線は、名取市と村田町を結ぶ重要な路線であり、地域住民の生活や経済活動を支える基盤となっています。改良区間と未改良区間、狭隘な峠道など、変化に富んだ道路状況であるため、通行の際は十分な注意が必要です。

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