宮城雅史

宮城 雅史 (みやぎ まさふみ)

宮城雅史は1991年1月19日に沖縄県うるま市で誕生したサッカー選手で、ポジションはディフェンダーです。彼のサッカーキャリアは、高校サッカーから始まり、様々なクラブでの活動を通じて成長を遂げてきました。

来歴

宮城は高校時代、具志川高校に在籍しており、サッカーの腕前が高く評価されました。特に、同じ沖縄出身の田口泰士と共にU-18日本代表候補にも選出されるなど、将来を期待される選手でした。高校卒業後は駒澤大学に進学し、そこでディフェンダーだけでなくミッドフィルダーやフォワードとしても出場経験を積みました。しかし、3年次に左膝前十字靭帯を断裂する大きな怪我に見舞われ、復帰まで時間がかかりました。

駒澤大学卒業後、2013年に日本フットボールリーグ（JFL）の栃木ウーヴァFCに入団しましたが、契約満了によって1シーズンで退団することになります。2014年にはレノファ山口FCへ加入。山口ではディフェンダーとして登録されながらも、チームの都合でフォワードとしてもプレーし、2年間で11ゴールを記録しました。また、2017年後半からは守備的ミッドフィルダーとしても起用されるようになりました。

2017年12月21日、京都サンガF.C.に完全移籍しました。京都では怪我の影響などがあり、3年間でリーグ戦に15試合しか出場できませんでした。特に2020年シーズンには全く出場機会がなく、2020年12月15日には契約満了により退団が発表されました。

次に、2021年にJ3に昇格したテゲバジャーロ宮崎に移籍しましたが、1年後には契約が満了し、2022年7月にBTOPサンクくりやまに加入。その後、シーズン終了後には再度契約満了となりました。2023年4月4日には新たにレイラック滋賀FCへの加入が発表され、サッカーキャリアを続けています。

所属クラブ

• - 赤道クラブ
• - うるま市立具志川中学校
• - 沖縄県立具志川高等学校（2006年 - 2008年）
• - 駒澤大学（2009年 - 2012年）
• - 栃木ウーヴァFC（2013年）
• - レノファ山口FC（2014年 - 2017年）
• - 京都サンガF.C.（2018年 - 2020年）
• - テゲバジャーロ宮崎（2021年）
• - BTOPサンクくりやま（2022年7月 - 12月）
• - レイラック滋賀FC（2023年4月 - 現在）

個人成績

• - Jリーグ初出場：2015年3月15日 J3第1節 ガイナーレ鳥取戦（維新公園）
• - Jリーグ初得点：2015年3月21日 J3第2節 Jリーグ・アンダー22選抜戦（維新公園）

タイトル

• - 駒澤大学：総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント 1回（2010年）
• - レノファ山口FC：J3リーグ 1回（2015年）、山口県サッカー選手権大会 1回（2015年）

代表歴

• - 2009年 U-18日本代表候補

エピソード

大学卒業後、2015年まではアマチュア契約の選手として活動しながら、生活を支えるためにクラブ外でもアルバイトをしていました。栃木では宅配便のセールスドライバーとして働き、昼食を取る暇もなく練習に臨む日々が多かったといいます。また、山口では週に一度、山口朝日放送のアシスタントディレクターとしても務めていました。2015年にはプロ契約の打診を受けましたが、一般社会とのつながりを重視し、これを断ったというエピソードもあります。

このように、宮城雅史はサッカー選手としての活躍を続ける一方で、さまざまな経験を経て、今後のキャリアにも注目が集まります。

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