宮岡良丞

宮岡良丞：銀行員とSASUKEファイナリストの二刀流

宮岡良丞（みやおか りょうすけ）は、1993年生まれ、愛媛県松山市出身の銀行員であり、TBSの人気番組『SASUKE』の有力選手です。愛媛県立松山中央高等学校、関西大学を卒業後、愛媛銀行に入行しました。

テニスプレイヤーからSASUKEへの挑戦

幼少期からテニスに打ち込み、高校時代にはインターハイに出場。2017年には愛媛県選手権で優勝、2018年には日本テニス協会ランキングで国内126位にランクインするなど、テニスプレイヤーとして輝かしい実績を残しました。しかし、20代後半からは、幼い頃から憧れていた『SASUKE』への挑戦に情熱を注ぎ始めます。

SASUKEとの出会いと挑戦

宮岡がSASUKEと出会ったのは2000年の第6回大会。特に第8回大会に強い衝撃を受け、自分もSASUKEに出場したいという夢を抱くようになりました。2014年にはSASUKE PARK in豊洲で完全制覇を達成しましたが、その後、SASUKEへの応募を続けてもなかなか出場機会に恵まれず、初出場は10年後の第41回大会となりました。この間、彼は「人生で一番楽しいであろう20代をSASUKEに費やしてきた。やめるにもやめられない状態でした」と語っています。

銀行員という職業柄、出場には困難も伴いました。第41回大会の出場にあたっては、銀行内で自身の練習動画を繰り返し見てもらい、SASUKEファンの徳島支店支店長の熱意もあって、ようやく出場の許可が下りました。稟議書には頭取や役員の判子がびっしり押されていたといいます。

初出場で最優秀成績タイ、そしてファイナルステージへ

第41回大会では、初出場ながら1st・2ndステージを突破。3rdステージではバーティカルリミット.BURSTまで進出し、同大会の最優秀成績タイに輝きました。そして続く第42回大会では、前回リタイアしたバーティカルリミット.BURSTを人類史上初めてクリアし、見事ファイナルステージに進出。史上初の（タイ記録を含めた）初出場から2大会連続最優秀成績者となりました。

SASUKEへの情熱とストイックな姿勢

宮岡は身長175cm、体重65-66kg。憧れの選手として森本裕介を挙げています。幼少期には長野誠の軽やかな動きに憧れ、公園で真似をしていたそうです。自宅にはSASUKEの練習セットがあり、その製作費用は300万円以上にも上るといいます。

内宮修造や後藤祐輔は、共に練習に励むトレーニング仲間です。また、森本裕介とも練習を重ね、森本は宮岡について「僕から見ても変態って言いたくなるくらいの練習してる」、「怪物ですよ」と評しています。

第41回大会リタイア後は「バーティカルリミットは日本中の誰にも負けない自信はあった」と語り、リタイアの悔しさと同時に、出場できた喜びを語っています。好きなエリアはクリフハンガー、苦手なエリアはスピードクライミングとのことです。

SASUKEでの戦歴

第40回記念大会以前：リモートオーディションに参加、最終予選会にも出場するも敗退。
第41回大会：初出場で1st、2ndステージを突破。3rdステージでバーティカルリミット.BURSTでリタイアするも、最優秀成績タイ。
第42回大会：1st、2ndステージを突破。3rdステージのバーティカルリミット.BURSTを人類史上初クリア、ファイナルステージに進出。2大会連続最優秀成績者。

宮岡良丞は、その驚異的な身体能力と精神力で、これからもSASUKEファンを魅了し続けるでしょう。

外部リンク

宮岡良丞 (@sasukemiyaoka59) - Instagram

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