宮本丈

宮本丈選手のプロフィールとキャリア

基本情報
宮本丈（みやもと たけし）、1995年4月3日生まれ、大阪府豊中市出身のプロ野球選手です。ポジションは内野手と外野手で、右投左打で東京ヤクルトスワローズに所属しています。

経歴

プロ入り前

宮本選手は小学2年生から軟式野球を始めました。中学校では遊撃手としてプレーし、高校は履正社高校に進学、三塁手に転向しました。高校時代の成績は目立つものではありませんでしたが、特に第84回選抜高等学校野球大会での出場は貴重な経験でした。

奈良学園大学に進学後、再び遊撃手に戻り、1年春から正選手として活躍しました。大学時代には数々のタイトルを獲得し、特に秋のリーグ戦では首位打者とベストナインに輝くなど、輝かしい成績を残しました。そして、大学4年時には日本代表に選ばれるまでに成長を遂げました。

2017年のプロ野球ドラフトでは、東京ヤクルトスワローズから6位で指名を受け、契約金3000万円、年俸800万円（推定）で入団しました。背番号は39です。

プロ入り後

2018年、宮本選手はプロ初のスタメン出場を果たし、プロ初安打も記録しました。この年は、徐々にスタメンの機会を増やしていきました。年末には年俸が900万円に増加し、着実に成長を遂げています。

2019年は再び出場機会が26試合に限られ、打率が.143と振るいませんでしたが、2020年には94試合出場で打率.274を記録し、大きな飛躍を遂げました。この成績により年俸1300万円へとアップしました。

2021年は、故障の影響で出遅れたものの、交流戦からは一軍に定着し、62試合に出場。特に代打としての活躍が目立ちました。様々な状況下での打撃力を証明し、リアルタイムでの勝負強さを発揮しています。

2022年には終盤に調子を上げ、最終的に66試合に出場して打率.254を記録しました。今年も年俸が2300万円に増加し、ますます期待されています。2023年には背番号を10に変更し、さらなる飛躍を目指すと語っています。

選手としての特徴

宮本選手の打撃スタイルは、優れたバットコントロール、パンチ力、選球眼が特徴です。井端弘和氏も彼の打撃スタイルを高く評価しています。また、守備に関しても、二塁を主としながらも全ての内野と外野をこなすユーティリティープレイヤーとしての顔を持っています。アスリートとしての身体能力も高く、50mのタイムは5秒9、遠投は95mに達します。

更に、プロ入り以前からの憧れの選手である青木宣親選手と同じチームでプレーするという夢を実現しました。彼は「プロにはなれましたが、常に努力を怠らず、レギュラーではない時期も多かったからこそ、今に繋がっています」としっかりとした信念を持っています。

まとめ

今後も宮本丈選手の成長と活躍に大いに期待が寄せられています。そのプレースタイルは、見ているファンに大きな感動を与え続けることでしょう。

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