宮本直樹

宮本直樹 - 日本のギタリスト

宮本直樹（みやもと なおき、1965年6月18日生まれ）は、日本の音楽シーンで重要な役割を果たすギタリストであり、特にバンド『SA』のメンバーとして知られています。彼は『NAOKI』という名前でも広く活動しており、幅広い楽曲制作やパフォーマンスを行っています。彼の髪型であるスパイキーヘアーは、多くのファンに愛され、彼のトレードマークとなっています。

来歴

宮本直樹は大阪高等学校に通っていました。彼の音楽キャリアは中学時代から始まり、同級生のYOSU-KOと共にバンドを結成することになりました。このバンドが後にCOBRAと呼ばれるようになります。高校時代にはフォークソング部に所属し、音楽の基礎を学びました。その後YOSU-KOがパンク・ロックに興味を持ち始め、その刺激を受けてCOBRAが誕生しました。COBRAは大阪のインディーズシーンで急速に人気が高まりましたが、家庭の事情で宮本はCOBRAを脱退。

その後、彼は既に名を馳せていたLAUGHIN' NOSE|LAUGHIN'_NOSEのチャーミーから加入の誘いを受けます。LAUGHIN' NOSE|LAUGHIN'_NOSEはメジャー・デビューを果たし、瞬く間に人気を博しましたが、バンドの方向性に対する意見の違いから彼は再び脱退。続いて、彼はYOSU-KOと共にCOBRAを再結成し、再び音楽活動を再開しました。この新生COBRAはメジャー・デビューを果たし、ポニーキャニオンからリリースを行いました。

テレビ出演や日本武道館での公演など、成功が続きましたが、内部の問題によってわずか2年で再解散。これにより、宮本は新たに自身が中心となるバンド『DOG FIGHT』を結成し、メジャー・デビューを飾りますが、契約解除後はインディーズで活動し、その後解散に至ります。彼は30歳を過ぎて初めてアルバイトを経験し、飲食店を開業しましたが、こちらも一年で廃業することになります。

その後、宮本はCOBRAに三度目の加入を果たしますが、再度脱退。その後、2002年に『SA』にギタリストとして加わりました。彼はタワーレコード主催の『NAOKI(SA)のBARボイラールーム』のMCを務めるなど、多角的な活動を行っています。

楽曲提供

宮本は自身のバンド活動だけでなく、他のアーティストへの楽曲提供も行っています。代表的なものには、山瀬まみに提供した「ビートパンク小僧」、LINDBERGに提供した「TAKE ME HIGH」や「BAD IN BED」があります。これらの楽曲も、彼のクリエイティブな才能を裏付けるものとなっています。

そのユニークなスタイルと多彩な音楽活動で、彼は日本の音楽シーンにおいて希少な存在となっています。

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