富坂警察署

富坂警察署

富坂警察署（とみさかけいさつしょ）は、警視庁が管轄する警察署の一つであり、第五方面本部に所属しています。文京区の小石川地域東半分を管轄しており、管内には第五方面交通機動隊（五交機）本部も所在します。

署員は約200名で、識別章所属表示はQAです。

概要

富坂警察署は、文京区の小石川地域東半分を管轄しています。この地域には、東京ドームや後楽園ホールなどの施設が集まる東京ドームシティがあり、多くの人が訪れるエリアの治安維持に努めています。

所在地: 東京都文京区小石川二丁目14番2号

管轄区域

富坂警察署が管轄する区域は以下の通りです。

本郷一丁目の一部（33・34番、35番の一部）
本郷四丁目の一部（15番の一部）（本郷のそれ以外の地域は本富士警察署が管轄）
後楽一・二丁目（全域）
春日一丁目、二丁目（8・11番を除く。二丁目8・11番は大塚警察署が管轄）
水道一丁目（3から10番を除く。一丁目3から10番と二丁目は大塚警察署が管轄）
小石川一・二・三・四丁目、五丁目（一部を除く。五丁目の一部は大塚警察署が管轄）
小日向四丁目の一部（1・2番、4・5番の各一部）（小日向のそれ以外の地域は大塚警察署が管轄）
大塚三丁目の一部（31から44番）、四丁目の一部（1から4番の各一部）（大塚のそれ以外の地域は大塚警察署が管轄）
白山一・二・三・四・五丁目（全域）
千石一・二・三・四丁目（全域）
本駒込二丁目の一部（9番の一部、10・11番、28番の一部、29番）、六丁目の一部（1から6番、7から12番の各一部）（本駒込のそれ以外の地域は駒込警察署が管轄）

沿革

富坂警察署は、明治時代にその歴史をスタートさせました。

1875年（明治8年）：「第四方面第四警察署」が設置。
1881年（明治14年）：「第四方面第四警察署」を「小石川警察署」に改称。
1937年（昭和12年）：「小石川警察署」を「富坂警察署」に改称。

組織

富坂警察署は、以下の組織で構成されています。

警務課
交通課
警備課
地域課
刑事組織犯罪対策課
生活安全課

交番

富坂警察署には、以下の交番が設置されています。

春日交番（文京区春日一丁目16番）
後楽交番（文京区後楽二丁目1番）
竹早交番（文京区小日向四丁目1番）
白山交番（文京区白山二丁目39番）
千石一丁目交番（文京区千石一丁目28番）
白山御殿町交番（文京区白山3丁目6番）

過去には林町交番（文京区千石一丁目6番）も存在しましたが、2013年に廃止されました。

駐在所、地域安全センターはありません。

警備派出所

東京ドーム警備派出所（文京区後楽一丁目3番）

主な事件

富坂警察署の管轄区域では、過去に以下の事件が発生しています。

小石川七人斬り事件
富坂警察署襲撃事件 - 未解決
小石川五丁目けん銃使用殺人事件 - 未解決

富坂庁舎

警視庁の「富坂庁舎」（警視庁第五方面本部）が文京区内にあり、富坂警察署と間違われることがありますが、第五方面本部は富坂警察署から南東に約500mの場所に位置しています。

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