大塚警察署

大塚警察署について

大塚警察署は、警視庁の管轄下にある警察署の一つで、文京区の西部を管轄しています。署員数約160名という比較的小規模な警察署であり、署長は警視が務めています。警視庁の第5方面に属しており、地域住民の安全と安心を守るため、日々活動を行っています。

概要

大塚警察署の識別章所属表示はQB、車両の対空標示は「塚」です。これは、警察署を識別するためのもので、警察活動において重要な役割を果たしています。

所在地と交通

大塚警察署は、東京都文京区音羽二丁目12番26号に位置しています。

公共交通機関を利用する場合は、以下の方法があります。

都営バス 上58系統「音羽2丁目」停留所から徒歩1分
東京メトロ有楽町線 護国寺駅6番出口から徒歩2分
都営バス 都02乙系統「護国寺前」停留所から徒歩3分

施設

署内には、代用監獄（留置場）が設置されており、被疑者の収容に使用されています。

管轄区域

大塚警察署は、以下の地域を管轄しています。

大塚一・二丁目、三・四丁目（各一部を除く）、五・六丁目
小石川五丁目（一部を除く）
小日向一・二・三丁目、四丁目（一部を除く）
春日二丁目の一部
水道一丁目の一部、二丁目
関口一・二・三丁目
音羽一・二丁目
目白台一・二・三丁目

これらの地域は、文京区の西部にあたり、大塚警察署は地域住民の安全確保のために重要な役割を担っています。なお、大塚三・四丁目の一部、小石川の一部、小日向四丁目の一部、春日二丁目の一部、水道一丁目の一部は、富坂警察署の管轄となっています。

沿革

大塚警察署は、長い歴史を持っています。

1907年11月：小石川警察署（現在の富坂警察署）の分署として創設。
1910年12月：大塚警察署として独立。
1973年8月：4代目庁舎が完成。
2016年2月：新庁舎が完成し、業務を開始。

組織

大塚警察署は、以下の組織で構成されています。

警務課
交通課
警備課
地域課
刑事組織犯罪対策課
生活安全課

これらの各課が連携し、地域住民の安全を守るための活動を行っています。

交番

大塚警察署管内には、以下の交番が設置されています。

江戸川橋交番（文京区関口一丁目）
大塚六丁目交番（文京区大塚五丁目）
護国寺前交番（文京区大塚五丁目）
茗荷谷駅前交番（文京区小石川五丁目）
目白台交番（文京区目白台一丁目）

これらの交番は、地域に密着した活動を行い、住民からの相談や事件・事故の対応に当たっています。

地域安全センター

大塚警察署管内には、以下の地域安全センターが設置されています。

小日向地域安全センター（文京区春日二丁目）


この地域安全センターは、2007年4月1日に小日向交番から転換されました。

出来事

2024年11月7日、大塚署地域課の警部補が、不同意わいせつの容疑で埼玉県警に逮捕されるという事件が発生しました。容疑は、同年9月14日深夜、川口市内の路上で女性に対してわいせつな行為をしたというものです。川口市と草加市では同様の事件が発生しており、同警部補が関与している疑いがあるとされています。

外部リンク

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