富士宮信用金庫

富士宮信用金庫の概要

富士宮信用金庫は、静岡県富士宮市に本店を置く信用金庫であり、その略称は「みやしん」です。地域住民や中小企業向けの金融サービスを提供することに特化し、顧客のニーズに応える姿勢が特徴です。本金庫は、富士宮市を中心に19の店舗を展開しており、地域経済において重要な役割を果たしています。

ATMサービスの特長

富士宮信用金庫では、ATMを通じて他の信用金庫のカードを利用した入出金が可能です。また、静岡銀行のカードによる出金も同様に行うことができ、これらはすべて自金庫扱いとして処理されます。このようなサービスがあることで、利用者は利便性を感じながら日常的な金融取引を行うことができます。

沿革

設立からの歩み

富士宮信用金庫の歴史は1933年にさかのぼります。当初は「有限責任大宮町信用組合」として設立され、その後1942年には「有限責任富士宮市信用組合」に改名しました。この時期、地域の経済に寄与するための金融機関としての役割を強化していくことになります。

そして1943年には市街地信用組合法に基づき、「富士宮市信用組合」に改組されることとなります。

1950年、法改正により中小企業等協同組合法に基づく信用組合に再び改組し、1951年には信用金庫法に基づいて「富士宮信用金庫」となりました。こうして、新たな信用金庫としてスタートを切ったのです。

近年の発展

最新の出来事としては、2019年11月27日に東部静岡県内の4つの信用金庫とともにSDGs推進に向けた共同宣言を行いました。これにより、地域社会や環境への配慮を大切にしながら、金融サービスを展開する姿勢が強まっています。また、2024年2月1日には名南M&Aとの業務提携を発表し、事業承継支援やM&A仲介における協力を強化しています。この提携により、県内の全地方銀行及び信用金庫と連携を実現し、地域の経済活動にさらなる貢献を目指しています。

まとめ

富士宮信用金庫は、地域経済の発展とともに長い歴史を持ち、顧客へのサービス向上に努めています。信用金庫として地元に根ざし、未来への展望を描き続けている本金庫は、これからも地域と共に成長していくことでしょう。

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