富士山静岡交響楽団

富士山静岡交響楽団について

富士山静岡交響楽団（Mt. Fuji Philharmonic Orchestra）は、静岡県静岡市を本拠地とするオーケストラです。2024年から日本オーケストラ連盟の正会員として、その活動は広く認知されています。

歴史

1988年に「カペレ・シズオカ」として設立されたこの楽団は、1994年に静岡県初のプロオーケストラ「静岡交響楽団」として新たなスタートを切りました。愛称は「静響（しずきょう）」として親しまれています。

2007年にはNPO法人化し、静岡市清水文化会館マリナートホールを拠点に、年間約150回の演奏活動を展開。定期演奏会をはじめ、行政関連の公式行事、企業協賛コンサート、未就学児や青少年向けの音楽鑑賞会、病院や福祉施設での訪問演奏、街角コンサートなど、多岐にわたる活動を行っています。

2021年には浜松フィルハーモニー管弦楽団と合併し、現在の「富士山静岡交響楽団」へと改称。一般財団法人として新たな一歩を踏み出しました。2022年4月には公益財団法人としての認可を受け、財政基盤の強化と演奏力の更なる向上に努めています。

楽団の特徴

楽団員は、当初は地元出身の演奏家が中心でしたが、現在では全国からオーディションを経て選ばれた優秀なメンバーで構成されています。長年にわたる地域文化・芸術の普及と青少年の文化活動への貢献が評価され、2013年には静岡県文化奨励賞を受賞しました。

音楽監督は1994年の発足時から堤俊作が務め、その後、2015年9月から2018年3月まで篠崎靖男が常任指揮者を務めました。2018年4月からは高関健がミュージック・アドヴァイザーに就任し、2021年4月からは首席指揮者として楽団を牽引しています。

活動内容

富士山静岡交響楽団は、静岡県内を中心に年間約150回の演奏活動を行っており、その活動は多岐にわたります。

定期演奏会: 静岡市清水文化会館マリナートホールを拠点に、年間10回程度の定期演奏会を開催しています。
地域貢献活動: 行政関連の公式行事や企業協賛のコンサート、未就学児や青少年向けの音楽鑑賞会、病院や老人福祉施設での訪問演奏など、地域に密着した活動を展開しています。
教育プログラム: 青少年向けの音楽鑑賞会やワークショップを通じて、次世代の音楽ファン育成にも力を入れています。
まちかどコンサート: 静岡市内の様々な場所でコンサートを開催し、地域住民に気軽に音楽を楽しめる機会を提供しています。

関連情報

前身団体: 浜松フィルハーモニー管弦楽団（合併前の楽団）
旧合唱団: 静岡混声合唱団ひびき（旧静岡交響楽団合唱団、後に独立）

公式情報

公式サイト: 公式ウェブサイト
[Facebook]]: [富士山静岡交響楽団（静響）
[Instagram]]: [富士山静岡交響楽団（静響）
X（旧Twitter）: 富士山静岡交響楽団（静響）
* YouTubeチャンネル: 富士山静岡交響楽団

富士山静岡交響楽団は、地域文化の発展に大きく貢献しているオーケストラです。今後の更なる活躍が期待されます。

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