富山凌雅

富山 凌雅（とみやま りょうが）プロフィル

富山凌雅は1997年5月3日に和歌山県御坊市で生まれた、プロ野球選手であり、オリックス・バファローズに所属する左投手です。彼は小学1年生から野球を始め、小学5年生から硬式野球に転向後、御坊中学校では日中友好親善野球大会の日本代表に選ばれるほどの成績を残しました。

経歴

プロ入り前の経験

富山は福岡県にある九州国際大学付属高等学校に進学し、高校2年と3年の夏には甲子園に連続出場しました。しかし、ドラフトにおいてプロに進むチャンスを逃し、社会人野球のトヨタ自動車に進むことになります。そこで彼は日本選手権で素晴らしい成果を上げ、特に準決勝では8回無失点という素晴らしい投球を披露し、チームの優勝に貢献しました。

オリックス・バファローズへの入団

2018年のドラフトではオリックスから4位指名を受け、契約金4500万円で加入。この年の春季キャンプでは怪我の影響に悩まされつつも、9月には一軍に昇格し、プロ初登板を果たしました。

成功と苦悩の3年間

オリックスでの初年度は1試合しか登板できなかったものの、翌2020年にはプロ初ホールドを挙げ、2021年には自身初の勝利も飾りました。特にこの年は51試合に登板し、チームのリーグ優勝に大きく貢献しましたが、2022年はケガの影響で思うような成績を残せず、手術を経験することになります。

復帰への道

2023年の9月には二軍戦で復帰を果たし、オフには育成契約を結ぶこととなります。2024年には再び支配下登録され、背番号も28に変更されました。期待が高まる中、実戦でも着実に成績を残し、投球内容でチームに貢献する姿が見られました。

選手としての特色

富山はストレートの最速が147km/hであり、通常は140km/h台前半の球速で勝負します。彼のピッチングスタイルはテイクバックが少ないスリークォーター投法で、ボールのキレを重視しています。変化球としてはスライダー、ツーシーム、カーブ、フォークを使い分け、打者に対する駆け引きを楽しんでいると語っています。

プライベート

富山は大家族の一員で、14人兄弟の6番目という珍しい家庭環境で育ちました。彼の家族構成には、3人の姉、2人の兄、そして8人の弟がいます。このような環境で育った彼は、チームワークや競争心を早くから身につけたに違いありません。

結論

富山凌雅は、ケガを乗り越えて成長を続ける努力家としてプロ野球界に挑戦し続けています。今後の彼の活躍にも大いに期待が寄せられています。

もう一度検索