富樫麗加

富樫麗加 - ボートレーサー

富樫麗加（とがし れいか）は1989年11月8日に東京都府中市で生まれたボートレーサーです。白百合女子大学の文学部フランス語フランス文学科を卒業し、ボートレーサーとしての道を歩むことを決意しました。彼女は東京都の東京支部に属し、登録番号は4758号。妻である今泉友吾もボートレーサーとして活動しており、同じ支部に所属しています。

来歴

富樫は2013年3月20日に選手登録され、同年の5月19日にボートレース平和島でデビュー戦を戦いました。当初のレースでは5着という結果でしたが、12月26日の日本モーターボート選手会会長賞・平和島レディースカップ最終日では初勝利を収めます。

その後、彼女は2017年2月28日にボートレース宮島で開催されたG2「第1回レディースオールスター」にファン投票で選出され、G2初出場となります。2日目には第2Rでイン逃げを決め、G2初勝利を手にしました。さらに5月18日にはボートレース下関で行われた男女W優勝戦で初優出と初優勝を迎えますが、その後はフライング違反によりB2に降級してしまいました。

人物・エピソード

大学入学後、富樫は多摩川競艇場での爆音に引き寄せられ、ボートレースに強い関心を持つようになりました。彼女は「ボートレーサーになる」との宣言を父親にしたが、説得を受け、大学卒業後に改めてボートレーサーを目指すことになります。入学当初、父親は彼女が気が変わるだろうと思い、やまと競艇学校の合格通知を破りそうになったというエピソードもあります。

実は、富樫は泳げないという意外な一面を持っています。彼女は村田修次を師匠とし、長岡茂一がリーダーを務める「BPクラブ」に所属しています。2017年にはボートレース江戸川のフレッシュルーキーにも選ばれ、その活躍は様々なメディアでも取り上げられています。

彼女はデビュー初優勝した際、人気を集めていた1号艇の選手が落水するという波乱の展開があったため、3連単209,950円の高配当を生む結果となりました。このような出来事により、彼女は注目される存在となります。

さらに、2017年からは週刊アサヒ芸能にて「お嬢様ボートレーサー 富樫麗加でございます！」という連載を始め、プライベートや家族のエピソードも綴っています。この連載は、彼女自身のボートレーサーとしての奮闘や、宿舎での女子トーク、師匠との練習風景を語る貴重な内容となっています。

2021年4月21日には、連載内で今泉友吾との結婚を発表。今泉は寡黙な選手として知られており、外部からの質問に対しても興味深いエピソードがあることが窺えます。読み手には二人の穏やかな家庭生活が伝わってきます。

富樫は、その学歴やエピソードから「お嬢様レーサー」と称されることが多く、ボートレーサーとして先駆的な存在でもあります。

戦績

• - 出走回数: 1693回
• - 1着回数: 204回
• - 優出回数: 14回
• - 優勝回数: 1回
• - フライング(F)回数: 12回
• - 出遅れ(L)回数: 0回
• - 通算勝率: 4.93
• - 2連対率: 28.41
• - 3連対率: 46.13
• - 生涯獲得賞金: 111,580,666円

最後に

富樫麗加のキャリアは、彼女の個性や情熱に彩られています。これからも彼女のさらなる活躍が期待されます。

もう一度検索