富沢佳奈

富沢佳奈：努力と才能で道を切り開く柔道家

富沢佳奈（とみざわ かな）は、1999年7月6日生まれ、埼玉県さいたま市出身の女子柔道選手です。5歳から柔道を始め、数々の輝かしい実績を積み重ねてきました。階級は57kg級、身長は161cm、血液型はO型。右組みを主体とし、内股を得意技としています。

幼少期から才能を発揮

富沢選手は、5歳の時に弘道館新井道場で柔道を始めました。小学生の頃からその才能を発揮し、小学校5年生の時には全国小学生学年別柔道大会40kg級で5位、6年生の時には45kg級で3位に入賞しました。

中学時代：全国制覇

田島中学に進学後も、その勢いは止まりません。中学2年生の時には、全国中学校柔道大会52kg級で決勝に進出するも、大成中学3年の武田亮子選手に敗れました。しかし、3年生の時には、準決勝で古賀稔彦氏の娘である古賀ひより選手、決勝で阿部一二三選手の妹である阿部詩選手を破り、見事優勝を果たしました。

高校時代：世界へ羽ばたく

埼玉栄高校に進学後、1年生の時には全日本カデで阿部詩選手に勝利し優勝。世界カデでは、初戦以外全て一本勝ちで優勝しました。団体戦でも全試合一本勝ちでチームを優勝に導きました。全日本ジュニアでは3位となり、世界ジュニア代表に選出。世界ジュニア団体戦でも優勝に貢献しました。高校1年生ながら講道館杯で3位入賞を果たし、全国高校選手権では個人戦で優勝しました。

大学時代：さらなる高みへ

東海大学に進学後も、数々の大会で優秀な成績を収めました。全日本ジュニアでは優勝、世界ジュニアでは3位入賞を果たしました。講道館杯では決勝で舟久保遥香選手を破り優勝。アジアパシフィック柔道選手権では個人戦で2位、団体戦で優勝。ユニバーシアードでは個人・団体ともに優勝を飾りました。

現在：了徳寺大学職員、そして大学院生

2022年からは了徳寺大学の職員として勤務するかたわら、東海大学の大学院にも進学し、柔道と研究の両立を目指しています。

主な戦績

全国中学校柔道大会 優勝
全日本カデ 優勝
世界カデ 個人戦 優勝
世界カデ 団体戦 優勝
全国高校選手権 個人戦 優勝
世界ジュニア 団体戦 優勝
講道館杯 優勝
ユニバーシアード 個人戦 優勝
ユニバーシアード 団体戦 優勝

今後の活躍に期待

富沢佳奈選手は、幼少期からの努力と才能によって、数々の輝かしい実績を築き上げてきました。大学卒業後も、柔道家として、また研究者として、さらなる高みを目指して挑戦を続けています。今後の活躍から目が離せません。

外部リンク

JudoInside.com
* 国際柔道連盟

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