寺下智香

寺下智香（てらした ちか）は、1994年8月16日生まれ、北海道静内町出身のプロボウラーです。右投げで、プロボウラーとしてのライセンスは47期生、ライセンスNo.507を保持しています。永久A級ライセンス保持者であり、現在は神戸六甲ボウルに所属しています。P★Leagueでのキャッチフレーズは「道産子アスリート」で、用具契約はサンブリッジと結んでいます。

プロとしての道のり

2014年、BS日テレの番組『ボウリング革命 P★League（Pリーグ）』の「第2回次世代P★リーガー発掘プロジェクト」に合格し、その直後の5月18日にJPBAのプロテストに女子第47期生としてトップ合格を果たし、プロボウラーとしてのキャリアをスタートさせました。公式戦デビューは、トップ合格者シードとして出場した5月24日～25日の第2回グリコセブンティーンアイス杯で、この時は13位でした。しかし、同年8月5日～6日の2014レディース新人戦では見事優勝し、プロ入り初年度で初勝利を飾るなど、目覚ましい活躍を見せ、第2シードを獲得しました。また、8月25日にはPリーグ第52戦でPリーグデビューを果たし、3位入賞を果たしました。

2015年には、ROUND1 Cup Ladies 2015で優勝し、通算2勝目をマーク。初のトップシード入りを果たすなど、その実力を遺憾なく発揮しました。2016年には優勝こそなかったものの、ポイントランキングで自己最高の3位に入り、トップシードを維持しました。2017年には、第12回MKチャリティカップで優勝し、通算3勝目を記録。この年もポイントランキング3位となり、トップシードを維持しました。

Pリーグでは、第52戦の3位を皮切りに、第56戦、第57戦で連続して決勝に進出し、準優勝、3位と好成績を収め、第5シーズンチャンピオン決定戦への進出を果たしました。

2021年3月31日付けでスガイディノスを退社し、同年5月1日より神戸六甲ボウルに所属を移しました。プライベートでは、2021年5月19日にプロボウラーの津島健次との結婚を発表し、公私ともに充実した日々を送っています。

2022年には、自身のカレー好きが高じて「プロボウラー寺下智香が本気で考えたビーフカレー」をプロデュースし、神戸六甲ボウルのオンラインショップで販売。その人気は高く、完売後も再販されるほどでした。また、同年12月開催の第54回全日本女子プロボウリング選手権大会では、予選4位、準決勝1位で優勝決定戦に進出しましたが、土屋佑佳選手に敗れ、惜しくも準優勝に終わりました。

2023年9月30日～10月1日開催の2023山梨レディースプロボウリングトーナメントでは、自身初となる800シリーズ（スコア803ピン）を達成し、6回目のパーフェクトゲームも達成しましたが、優勝決定戦で新人の石田万音選手に敗れ、準優勝となりました。

主な成績

Pリーグ

第52戦 3位
第56戦 2位
第57戦 3位
第5シーズンチャンピオン決定戦 3位
第64戦 3位
第73戦 優勝
第75戦 優勝
第11シーズンチャンピオン決定戦 優勝
第78戦 優勝
第12シーズンチャンピオン決定戦 2位
第80戦 優勝
第81戦 3位
第13シーズンチャンピオン決定戦 優勝
第90戦 優勝
第94戦 優勝
シリーズ2021チャンピオン決定戦 2位
第95戦 2位
第101戦 優勝
第105戦 2位

その他表彰

2015年 日本プロスポーツ大賞 新人賞

メディア出演

* キラキラ（北海道テレビ放送、2016年1月4日-7日）

寺下智香は、その卓越したボウリングの腕前だけでなく、持ち前の明るさと親しみやすい人柄で、多くのファンを魅了し続けています。今後の活躍にも目が離せません。

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