寿酒造

壽酒造株式会社：伝統と革新が織りなす、摂津富田の酒蔵

大阪府高槻市富田町に拠点を置く壽酒造株式会社は、200年以上にわたる歴史を持つ老舗の酒蔵です。その歴史は古く、日本書記にも記述が残る皇室御料酒の醸造地「頓田」において、伝統を守りながら、日本酒、地ビール、焼酎と、多様な酒類の醸造を続けてきました。

日本最古の銘醸地で育まれた、確かな技術

日本最古の銘醸地として知られる摂津富田の地で、壽酒造は「國乃長」というブランド名の下、高品質な酒造りを追求しています。長い歴史の中で培われた技術と、厳選された地元の米や水を使用することで、他にはない深い味わいを生み出しています。

伝統と革新の融合：日本酒、地ビール、焼酎

壽酒造は、伝統的な日本酒造りだけでなく、時代の変化に対応した新たな挑戦も積極的に行っています。1995年には、大阪府で初めてとなるクラフトビールの製造を開始。全国でも9番目の早さで、地ビール市場に参入しました。さらに、2005年には、大阪府唯一の地焼酎（粕醪取り焼酎）の製造を開始するなど、常に新しいことに挑戦し続けています。

主要銘柄：多様なラインナップ

壽酒造の主要銘柄である「國乃長」は、日本酒、地ビール、焼酎と幅広いラインナップを展開しています。

日本酒: 國乃長、あやめさけ、とんださけ、カエルラベル、貴一本など、多様な味わいの日本酒を提供。
焼酎: 単式蒸留焼酎・大阪焼酎（粕醪取り焼酎）を製造。
ビール: 國乃長ビール（麦芽100％）、貴醸エール（発泡酒）など、クラフトビールならではの個性豊かな味わいを提供。

数々の受賞歴：品質の高さを証明

壽酒造の酒類は、その高い品質が認められ、数々の賞を受賞しています。全国新酒鑑評会では、平成14酒造年から平成29酒造年にかけて、数々の受賞歴を誇り、平成29年には「國乃長」が金賞を受賞するなど、その品質の高さを証明しています。

未来を見据えた、持続可能な酒造り

壽酒造は、単なる酒造り企業にとどまらず、地域社会に貢献する企業として、未来を見据えた持続可能な経営を目指しています。伝統を守りながら、常に新しいことに挑戦し続ける姿勢は、まさに200年以上の歴史を持つ酒蔵の誇りと、未来への展望を示しています。 地元の活性化にも貢献し、地域と共に発展していくことを目指しています。 これからも、高品質な酒造りを続け、多くの人々に喜びと感動を提供していくことでしょう。

沿革

1822年（文政5年）：創業
1995年（平成7年）：大阪府初の地ビール製造開始
2005年（平成17年）：大阪府内唯一の地焼酎製造開始

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