小・中学校囲碁団体戦

小・中学校囲碁団体戦

小・中学校囲碁団体戦は、2004年に創設された、小学校および中学校の囲碁における日本一の学校を決定する大会です。本大会は、小学校の部と中学校の部で分かれており、各都道府県の予選を勝ち抜いた代表校が、全国大会へと駒を進めます。

大会の特徴

この大会は、学校対抗戦であることが大きな特徴です。各学校は3名の選手でチームを構成し、他校の生徒とチームを組むことは原則として認められていません。また、一度登録されたメンバーの入れ替えも不可となっています。チーム内では、段位の高い順に主将・副将・三将と役割が定められ、この順番も固定されています。なお、第1回大会のみ、小学生2名と中学生3名からなる都道府県混成チームによる対抗戦として開催されました。

大会の方式

全国大会では、まず各都道府県代表校を8つのブロックに分けて予選リーグを行います。各リーグの1位となった学校が、決勝トーナメントに進出し、優勝を目指します。
対局は互先で行われ、先番には6目半のコミ出しが適用されます。主将がニギリを行い、勝った方が先番・後番を選択します。試合時間は1人40分で、秒読みはありません。時間切れによる負け（切負）があります。決勝戦のみ、持ち時間が1人30分、一手10秒の秒読みとなります。

表彰

優勝校には文部科学大臣杯が授与されるほか、3位までのチームにはカップと賞状、8位までのチームには盾と賞状、そして各チームの選手個人に賞状が贈られます。また、児童に対する囲碁の普及に尽力した加藤正夫の名を冠したフェアプレー賞も設けられています。

歴代優勝校

学校対抗戦となった第2回以降の優勝校は以下の通りです。

第2回大会: [優勝校名]
第3回大会: [優勝校名]
第4回大会: [優勝校名]
第5回大会: [優勝校名]
第6回大会: [優勝校名]
第7回大会: [優勝校名]
第8回大会: [優勝校名]
第9回大会: [優勝校名]
* 第10回大会: [優勝校名]

※第1回大会は東京Dチームが優勝

その他

過去には、この大会に出場した選手の中から、藤沢里菜や伊藤優詩といったプロ棋士が誕生しています。

主催: 日本棋院、産経新聞

後援: NHK、文部科学省、文化庁（1回～7回）

特別協賛: 日野自動車、ベネッセコーポレーション（2回）

協賛: ANA、東京コカ・コーラボトリング、囲碁・将棋チャンネル、ロッテ（7回～）、日能研（1回～7回）、ライフスポーツ振興財団（2回）、桜ゴルフ（3回）

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