小倉駅バスセンター

小倉駅バスセンターについて

小倉駅バスセンターは、福岡県北九州市のJR九州小倉駅とセントシティとの間に位置する西鉄バス北九州の専用バスセンターです。この施設は1998年に改築された小倉駅と共に整備され、地域内の交通を支える重要な役割を果たしています。バスセンターでは、北九州市内の各方面への路線バスの発着が行われ、高速バスでも接続が可能です。

乗り場の変更

2008年3月24日より、乗り場の番号が時計回りに変更され、簡略化が図られました。また、一部の路線が変更されるなど、利用状況に応じて乗り場の配置は定期的に見直されています。これにより、スムーズな乗降が促進されており、利用者の利便性向上が図られています。

小倉駅前高速バス乗り場

バスセンター内には、路線バスが乗り入れていますが、高速バスはバスセンターの前、セントシティ側にある専用の乗り場を利用しています。この高速バスの停留所は「小倉駅前」と名付けられており、初期の設置時は駅から200メートルほど離れた位置にあったこともありました。1998年にバスセンター整備が行われた際には、北九州市、JR九州、西鉄の間でバスの種類に関する調整が行われましたが、高速バスの乗り入れについてはJR九州が反対の姿勢を示したため、現在の形に至りました。

その後、「小倉駅南口バスターミナル高速バス問題検討会」が発足し、再度の検討が行われましたが、JR九州は自社の利便性を優先し、高速バスの乗り入れには消極的であることを変えませんでした。このような背景から、現在も高速バスはセンター外での発着となっています。

昼行・夜行の運行

バスセンターでは昼間の運行だけでなく、夜行バスも取り扱われており、利用者には広範な移動手段を提供しています。また、特定の路線では運行休止や廃止が確認されており、これらの路線は随時見直しを行っています。

小倉駅入口バス停

勝山通りを通るバス路線の一部は、小倉駅入口バス停に停車します。このバス停は小倉駅前交差点の東側に位置し、一部の便は平和通りに直接入るため、モノレールの平和通駅直下にある平和通りバス停から乗車が必要です。これにより、さらなる交通の利便性が高まっています。

まとめ

小倉駅バスセンターは、北九州市内の各エリアへのアクセスを提供するだけでなく、高速バスを通じて他地域への移動も重要な役割を果たしています。地域内の交通網を支えるこのバスセンターの運営は、今後も交通ニーズに応じた改善を重ねていくことでしょう。

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