小出亮太

小出 亮太

日本の映像プロダクトマネージャー、プロデューサー。多岐にわたるデジタルコンテンツの企画・制作・プロモーションに深く関与し、特にAbemaTVのオリジナルドラマやリアリティ番組制作で知られている。

関西大学を卒業後、2007年に株式会社サイバーエージェントに入社。キャリアの初期段階では広報宣伝部門で活動を開始した。特に、宣伝部の立ち上げに尽力し、同社が展開する仮想空間アバターサービス「アメーバピグ」の大規模なプロモーションを主導した。テレビCMを含む積極的な宣伝活動の結果、「アメーバピグ」の会員数は300万人から約1000万人へと飛躍的に増加し、その成長に大きく貢献した。

その後、2011年末に開催されたサイバーエージェントの新規事業提案会議「Amebaあした会議」に参加する機会を得た。この会議で提案した「ピグチャンネル」の事業化が決定し、その責任者として新たな事業立ち上げを担うこととなった。この際に提出した事業提案企画書は高く評価され、書籍として出版されるに至った。

2016年からは、サイバーエージェントとテレビ朝日の共同出資により開局したインターネットテレビ局、AbemaTV（現ABEMA）の立ち上げメンバーとして参画した。当初は宣伝プロデューサーを務めた後、プロジェクトマネージャー、そしてドラマプロデューサーへと活動の幅を広げた。

AbemaTVでは、数々の人気作品を手掛けている。プロデューサーとして携わった主なオリジナルドラマには、『会社は学校じゃねぇんだよ』（続編含む）、『奪い愛、夏』、『覆面D』などがある。これらの作品は、従来のテレビドラマとは一線を画す独自の世界観やテーマ設定で注目を集めた。また、『オオカミくんには騙されない』シリーズや『GENERATIONS高校TV』といった人気リアリティ番組、バラエティ番組にも携わっており、幅広いジャンルの映像コンテンツ制作に貢献している。

人物像としては、そのユニークなキャラクターが知られている。ABEMAの番組「GENERATIONS高校TV」のある企画では、自身がプロデューサーを務めるドラマ「覆面D」の撮影現場で行われたGENERATIONS関口メンディーへのドッキリ企画に、仕掛け人の一人として登場した。この際、GENERATIONSのメンバーである佐野玲於からは、以前ドラマ『会社は学校じゃねぇんだよ』で一緒に仕事をした経験に触れ、「結構ふざけてるからやりすぎちゃう」と紹介されている。また、プライベートではApple製品を愛用しており、特に大きめのiPodを気に入って使っているという一面もある。

主な参加作品（AbemaTV/ABEMA）

リアリティ番組/バラエティ

『オオカミくんには騙されない』（2018年4月）
『真夏のオオカミくんには騙されない』（2018年）
『真冬のオオカミくんには騙されない』（2019年）
『GENERATIONS高校TV』（2019年）
『全力部活！E高』（2019年）
『LOVE CATCHER Japan』（2023年）

オリジナルドラマ

『会社は学校じゃねぇんだよ』（2018年4月）
『星屑リベンジャーズ』（2018年7月）
『御曹司ボーイズ』（2019年4月）
『奪い愛、夏』（2019年8月）
『フォローされたら終わり』（2019年10月）
『僕だけが17歳の世界で』（2020年2月）
『17.3 about a sex』（2020年9月）
『箱庭のレミング』（2021年5月）
『酒癖50』（2021年6月）
『会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編』（2021年10月）
『覆面D』（2022年10月）

担当CM

仮想空間アバターサービス「アメーバピグ」
Abemaソーシャルゲーム「ガールフレンド（仮）」
Abema「アメーバモバイル」
サムザップ「戦国炎舞」

外部リンク

小出亮太 (@koide_ryota) - X（旧Twitter）

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