小原茂

小原 茂（おばら しげる）

小原茂は、1964年10月6日生まれで、鹿児島県鹿児島市の出身です。彼は日本放送協会（NHK）の元管理職で、元チーフアナウンサーとして広く知られています。現在は、嘱託職として再びアナウンサーとしてのキャリアを歩んでいます。

学歴

小原は鹿児島県立鶴丸高等学校を卒業後、九州大学法学部で学びました。彼の専門知識は、後のキャリアにおいても役立つこととなります。

職歴

1987年にNHKに入局した後、彼は鹿児島放送局での研修を経て、さまざまな放送局に配置されました。順次、徳島、広島、岡山での放送を経て、最終的に東京アナウンス室に異動しました。彼のキャリアの初期には、特にスポーツアナウンサーとしての活動が目立ちました。特に大相撲中継では1990年から2005年までの間、多くの九州場所を担当しました。

また、2006年のトリノオリンピックでは、ジャパンコンソーシアムの一員としてボブスレーとリュージュの実況を担当する貴重な経験も積みました。このように、彼のアナウンサーとしての迅速な判断力と広範な専門知識は、多くの視聴者に信頼される理由となっています。

管理職としての経歴

アナウンサーとしての成功を収めた後、小原は管理職の道に進みました。福岡放送局ではアナウンス専任部長、その後熊本・鹿児島放送局での放送部長、日本語センター、ラジオセンターの専任部長、宮崎放送局の局長を歴任しました。これらの役職を通じて、彼は多くの人材を育成し、放送局の発展に貢献しました。

現在の活動

2023年6月30日に役職定年を迎えた小原は、同年7月から佐賀放送局にてシニア・エキスパートとしてアナウンサーに復帰しました。彼は地元ニュースや中継、リポートの担当を行っており、その一環として『ニュースおかえり佐賀845』や『ただいま佐賀+』などの番組で活発に情報を発信しています。

過去の出演番組

小原はさまざまな番組で活躍する中で、その名を広めてきました。過去には『イブニングネットワークとくしま』や大相撲中継など、数々のスポーツ中継に加え、トリノオリンピックでの実況も担当しました。また、2023年7月には、「記録的大雨から1週間」の特集で唐津市浜玉町から中継を行い、地域の重要なニュースを伝える役割を果たしました。

2024年には、令和6年能登半島地震の緊急対応として金沢放送局への応援派遣も行い、地域に密着したジャーナリズムを展開しました。

まとめ

小原茂は、その豊富な経験と卓越したスキルを生かし、アナウンサーとしての職務を現在も続けています。彼の努力と献身は、放送業界の中で多くの人々にインスピレーションを与えています。

もう一度検索