小原 雅人について
小原雅人(おばら まさと)は、
1965年8月25日生まれの日本の
俳優であり声優です。
東京都に生まれ育ち、彼の華やかなキャリアは早くから注目を集めてきました。彼は日本大学芸術学部を卒業し、芸能活動を本格的にスタートさせました。最初は、東京サンシャインボーイズに所属し、そこから数多くの舞台や映像作品に出演します。
2019年には
青二プロダクションを退所し、その後はフリーとして活動を続け、
2020年にアクセントに所属します。
来歴
小原は、大学時代から
三谷幸喜の劇団に参加し、デビュー作として名高い「12人の優しい日本人」に出演しました。この作品で彼は演技力や存在感を高め、以降の活動に繋がります。一時期、彼は「織原雅人」という名前で活動していましたが、元の名前に戻した背景には
西村まさ彦からのアドバイスがあったことが知られています。
巧みな演技によって、小原は南方の男前キャラで知られ、サンシャインボーイズのメンバーからは「男・小原」として親しまれました。彼は三人兄弟の三男であり、次男とは双子というユニークな背景も持っています。声優としてのキャリアは、
津嘉山正種が
ケビン・コスナーを吹き替えた映画『ボディガード』を観たことがきっかけで始まりました。特に吹き替え作品では、
ベン・アフレックの声を担当しており、彼の存在感をさらに引き立てています。
特技と役柄
小原の特技は日本舞踊と
剣道で、こうした多才さが彼の演技に生かされています。彼は数多くのテレビドラマや映画に出演しており、代表的な作品には『HERO』『新選組!』『
古畑任三郎』などがあります。また、舞台作品にも数多く参加し、特に『12人の優しい日本人』などの名作での活躍は見逃せません。
出演作品の一部
小原雅人は、以下のようなメインキャラクターとして、多くの作品に出演しています。
- 君たちがいて僕がいる(
1992年)
-
ウルトラマンティガ(
1996年)
-
古畑任三郎(
1999年) - 牟田役
- HERO(
2001年) - 矢口徹役
- 新選組!(
2004年) - 加納鷲雄役
-
アンフェア the movie(
2007年)
- いのちの海 Closed Ward(
1999年)
-
ベン・アフレックとして、多くの作品に音声提供
- スーサイド・スクワッド(2016年) - バットマン役
- インターステラー(2014年) - ジョセフ・クーパー役
まとめ
小原雅人は、その特異なキャラクター性と多才な演技力で日本のエンターテインメント界において確固たる地位を築いてきました。その活動は、テレビドラマや舞台、洋画の吹き替えなど多岐にわたり、多くのファンに愛され続けています。今後の彼の活躍にもぜひ注目していきたいところです。