小城市立牛津中学校

小城市立牛津中学校

小城市立牛津中学校（おぎしりつ うしづちゅうがっこう）は、佐賀県小城市牛津町にある中学校です。市立のこの学校は、1947年の学制改革を起源としており、初代の「牛津中学校」と後に統合された「砥川中学校」から成り立っています。正式には1961年に新設校として開校し、2005年には現在の校名に変更されました。その際、創立年数は統合された年を基に数えられ、2021年には60周年の節目を迎えています。

学校の概要

校訓と校章

牛津中学校の校訓は「英知、敬愛、錬磨」とされ、知識を深め、他者への敬愛を忘れず、自己を磨くことを目指しています。また、校章は1962年に制定され、学校名にちなんだ「うしづ」を図案化し、中心に「中」の文字をデザインしています。

校歌

1965年に作成された校歌は、持永秋雄が歌詞を、真島豹吉が作曲を手掛けています。歌詞は3番まであり、2番には学校名である「牛津」が言及されています。

校区と関連小学校

牛津中学校の校区は、小城市の牛津町全域を含みます。この地域には、小城市立牛津小学校と小城市立砥川小学校が含まれています。これらの学校が連携し、地域の教育を支えています。

沿革

旧・牛津中学校と砥川中学校の歴史

1947年5月3日、牛津町立牛津中学校が開校しましたが、1951年と1952年に計3棟の木造校舎が火災で焼失し、学校運営に影響が出ました。その後、校舎は増築され、1954年にはすべての校舎が完成しました。

一方、砥川村立砥川中学校も同日に開校し、1956年に牛津町に改称。その後1961年に両校が統合され、牛津町立牛津中学校が誕生しました。

現校舎の完成と進化

統合後は元の校舎を「東校舎」と「西棟舎」に分けて使用し、新校舎の工事が行われました。1962年には校章も設けられ、1965年には校歌と校旗が制定されました。その後、学校は着実に施設を充実させ、1979年にはプールが完成し、1992年にはグラウンドが整地されました。

学校の発展と部活動の成果

この学校は、全国中学校柔道大会やバドミントン競技大会に参加しており、多くの生徒が実績を残しています。特に柔道部は注目を集め、自校の伝統を築いています。

交通アクセス

牛津中学校へのアクセスは、JR九州の長崎本線「牛津駅」を利用するのが一般的です。また、牛津町巡回バスの「牛津本町」バス停も最寄りであり、周辺には幹線道路である佐賀県道43号や国道203号も通っています。

周辺施設

近隣には佐賀県立牛津高等学校や牛津武道館があり、地域の教育やスポーツの振興に寄与しています。

このように小城市立牛津中学校は、地域社会と連携しながら生徒たちに様々な学びの場と成長の機会を提供している学校です。

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