小女子十二楽坊 (Junior 12 Girls Band)
小
女子十二楽坊は、中国の伝統的な楽器を操ることに特化した音楽グループである。略称はJ12で、王暁京によってプロデュースされたこのグループは、特に若い女性たちから構成されている。
経歴
このグループは、
2004年6月に王暁京が「
女子十二楽坊」の「予備軍」として設立する計画を発表したことから始まった。音楽界の重鎮である鄭東漢は、この民族音楽グループが映画やテレビ、広告、演奏などあらゆるメディアで成功を収めることを目標にしていると語った。
2005年12月には、初めての着うた(R)をリリース。その翌年、
2006年2月には日本にてプロモーション活動を行い、Apple 銀座で「ニイハオ!ライヴ」を開催した。
3月5日には長野で行われた
スペシャルオリンピックスの閉会式で演奏し、大きな注目を浴びた。
3月8日にはCDデビューを果たし、短期間で多くのメディアに取り上げられた。
ディスコグラフィー
小
女子十二楽坊のデビューアルバム『J12小
女子十二楽坊』は、ユニバーサル ミュージックよりリリースされ、以下の楽曲が収録されている。
- - セサミ・ストリート・ソング・メドレー
- - ハッピーサマーウェディング(モーニング娘。)
- - イッツ・ア・スモール・ワールド(ディズニー)
- - 歌声と微笑み(中国の子供の歌)
- - 青春アミーゴ
- - ドレミの歌
- - アニメ・ソング・メドレー
- - ピクニック
- - となりのトトロ
- - レッツ・ロウ(中国の子供の歌)
- - サヨナラのかわりに(テレ東『おはスタ』挿入歌)
- - さくら(森山直太朗)
また、特典として特別パッケージもリリースされ、メンバー紹介インタビューなどのコンテンツが収められている。
メンバー
メンバーは、小さい頃から中国の古典楽器に取り組んできた少女たちで、音楽大学系列の中学校に通っている。彼女たちの平均年齢は14歳で、全員が168cm以上のスタイルの良い美少女として知られている。
主なメンバーと楽器
- - 琵琶: 孫瑩、王思懿、喬鶴、馬宇卉
- - 横笛: 孫瀟夢、陳雪姣
- - 揚琴: 仲再再
- - 古筝: 丁雪儿
- - 二胡: 賁立徳、胡煥、王琳、秦子婧
特にスン・シアオモンは、2014年に中国音楽学院で修士課程を修了した後、2017年には東京芸術大学大学院でも学位を取得。彼女は横浜中華芸術学校の講師や中国音楽学院笛研究センター特別研究員としても活動している。
最近の活動
2019年には、六町ミュージアム・フローラで「中国古代音楽と雅楽の邂逅」にて演奏し、さらにホテルニューオータニでの「第1回日中伝統衣裳~伝承~ 漢服・きものショー」でのパフォーマンスも行った。
このように、小
女子十二楽坊は伝統音楽を通じて国際的な活躍を続けており、今後の活動にも期待が寄せられている。